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ハイネの森

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2011.01.14
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カテゴリ:Ballet
トリプルビル2回目は、日曜日のマチネ。
席はよく舞台が見えるORCHESTREだった。

Apollon Musag?te
Apollon              Mathieu Ganio
Terpsichore         Clairemarie Osta
Calliope              Myriam Ould Braham
Polymnie            Nolwenn Daniel

O zlozony / O composite
DANSEUSE         Muriel Zusperreguy
DANSEURS        J?r?mie Belingard
                        Alessio Carbone

Sacre du printemps (Le)
L'ELUE              Miteki Kudo

 



幕が開いてポーズしているアポロン役のマチューは彫刻のよう。

ガルニエに来る前、ルーヴルのマルリーの中庭でいろいろな彫刻を見たこともあり、まさに生きた彫刻がそこにいるようだった。

「徹子の部屋」であの黒柳徹子さんをメロメロにしたマチューですもの、そりゃお美しいです。

でも踊り始めると何か物足らない、3日前に観たニコラのアポロンの印象が強すぎたのか、なんとも地味に感じてしまった。

地味というと言葉が悪いか、よく言うと静謐、そして究極のエレガントさ。
でもそれがこのアポロンにあっているかというと、少々疑問。

テレシプコールはキャスト表にはエミリー・コゼットだったが、開演前にクレールマリ・オスタに変更のアナウンス。エミリーは白鳥に専念になったようだ。
彼女のちょっと媚びたような表情は、ストーリー性のある場合はクドく感じることもあるが、アポロンのようなネオ・クラシック(そういう表現で正しいかな?)では気にならず、ちょうどいい感じ。
日本のバレエファンにはあまり評判がいいとは言えないダンサーだけど、私はそれほど嫌いじゃなかもしれない。

ミリアムはとてもラインは美しいが、相変わらず足首が弱く、最初の出からポワントが早めに落ちてる。キュートでエレガントでアラベスクが惚れ惚れするくらい綺麗なのに、もったいないなぁと思ってしまう。


2演目のオ・コンポージットは1度目と同じキャスト。

クリスマスのガルニエはコアなバレエファンだけでなく、観光目的の観客も多くいるようだった。
そういう観客にとってオ・コンポージットは忍耐の演目らしく、休憩に入って周りを見渡すと、気絶寸前、意識を失いかけ疲れ切った姿がチラホラ・・・(笑)
これを日本からの到着日に観たら、私も意識がとんだかもしれない。


春の祭典は一番観たかったミテキさんの生贄の娘で観られた。
生贄に決まり、上手隅で怯えた表情をしているミテキさんには心が痛くなった。
声にならない悲痛な叫びが聞こえてきそう。
忘れられない感動的な舞台になった。

3日前の見えにくいロージェとは違い、全体を見渡せたのでその他の発見も。

アリス・ルナヴァンは綺麗だなぁ~ と。
彼女は写真写りが悪いのだろうか、舞台で実際に観るとものすごく綺麗で、彼女の大きな役も観てみたいと思った。

あと女性陣のなかに藤井美帆さんがいたような。
キャスト表には名前はなかったが、確かにいらっしゃったように思う。

オペラ座では数少ない日本人ダンサーなので頑張って下さい!


(12月26日 パリオペラ座 ガルニエ)






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Last updated  2011.01.14 00:18:01
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