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カテゴリ:旅行(北海道・東北)
函館で予約していたお宿は、金森倉庫の近くにあるラビスタ函館ベイ。
![]() 函館駅までは1kmほど、市電で2駅。 元町界隈の観光スポットへも近く、便利な場所に建っている。 ビジネスホテルのドーミーインと同じ系列で、そこのリゾートホテル部門という位置づけのホテル。 ビジホよりちょっと〈こじゃれ感〉があるぐらいで、至れり尽くせりのサービスを期待してはダメ。荷物は自分で運ばないといけない。ただ差別化に成功しているようで、函館では人気ホテルのようだった。それゆえ価格はかなり強気設定だ。 予約していたのは函館山側のツインルーム、広さ24.6平方メートル。 アサインされたのは9階だった。 ![]() コンパクトにまとめられた室内。 ![]() 和ベッドというのだろうか、一段高くなった板の間にベッドがある形。 ベッドの足下側には座布団が2つあって座るも良し、スーツケース置き場にしもいい。 気になったのはベッドがある板の間部分の角っこ。 ここは大正浪漫をコンセプトに館内室内ともレトロムードを演出して、テーマカラーはこげ茶。ベッドのある板の間部分もこげ茶で、出っ張っている部分が暗めで見えにくく、ベッド周りを歩くとぶつかることが何回かあった。20平米台と部屋が広くないのでぶつかっちゃうのね。若くて目がいいなら無問題だけど、アラフィフ以上だと気をつけないといけないだろう。 函館でレトロ感を持ってきたのはいい着眼点だろう。この街には似合う。 ![]() このコーヒーカップはNIKKOのもの。 これを見るなり、「朝ドラの『あさが来た』で、色っぽい三味線のお師匠さんのカフェで使ってたカップと同じシリーズやと思うよ」と母が言ってた。そういうのはよく見てるのね。 あの三味線のお師匠さんは元タカラジェンヌだと教えたらビックリしてた。 カップの柄など、こういう細かいところまでこだわってレトロ感を出しているのはいい。 コーヒーミルがある。 ![]() お菓子は花畑牧場のポップコーン2種。 人数分の無料のペットボトルが冷蔵庫に冷えている。 小さな(と言ったら失礼だが)満足をコツコツと積み上げて、いい印象を与えようという手法は、このクラスのホテルではとても有効に働く。私はそういうのが好きだ。 このカテゴリーの部屋のバスルームはシャワーのみ。 13階に自慢の展望温泉大浴場があるからだろうけど、大浴場はちょっとねぇ、、という場合はデラックスツイン以上にするとユニットバスの浴槽ありになる。今の季節ならシャワーでいいけれど、厳寒の北海道でシャワーだけはねぇ。でも、冬の北海道の室内は激ポカポカなので、シャワーでもいけるかな。 13階の展望温泉大浴場は、露天、檜風呂、樽風呂ありとバラエティに富んで楽しかった。 泉質はナトリウム・塩化物強温泉。色は茶褐色。 湯上り処には無料のアイスがあった。これも小さな満足を積み重ねている。 チェックイン時に混雑時間を聞いていたので、そこをはずして入るとゆったりできた。 北海道のお宿は、超高級どころ以外はツアー客が多いので、団体さんの一斉行動とずらすほうがお互いスムーズに動ける。 函館山サイドだったので眺望が良かった。 正面に函館山 ![]() 右のほうには、 ![]() 函館湾と、遠くは上磯あたりだろうか。 海側に小さい窓があって、 ![]() こんな夕景を楽しむことができた。 ベッドに寝転んで函館山の景色を楽しめる。 ![]() 函館山サイドのお部屋にして正解だった。 チェックインの時、カウンターの上の〈夜景乗り合いタクシーひとり1000円〉という案内が目にとまった。 詳細を聞くと、7時出発と8時30分発の2回運行で定員制。 私のチェックイン時(16時すぎ)で8時30分は満席で、7時発なら空きがあるとのこと。山頂での自由時間は30分ほどなので、7時発だと真っ暗にはなりきれないなと予想できたが、ホテル発ホテル着でひとり1000円はリーズナブルなので申し込んだ。 こんなに函館山山頂がくっきり見えて、観光で来たのに夜景を見ないなんて、大阪に帰ってから後悔すること間違いない。 ラビスタ函館ベイ 函館市豊川町12−6 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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