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カテゴリ:旅行(関西)
高台寺から二年坂、産寧坂を経由して清水寺へ。
時刻は20時前で、清水さんへつづく坂道には大勢の人がいて、この時間でも国際色豊かなメンバーだった。 拝観受付は待ちなし。(夜間拝観料400円) 週末金曜日だったが、天気予報が「雨」だったのが幸いしたかもしれない。 まずは現在特別公開中の成就院へ行った。 成就院前の池にも紅葉が映っている。 成就院では「月の庭」という庭園を観た。 説明を聞いて交代制でお庭を拝見するという方式で、お庭の前で好きなだけゆったりとするわけにいかないが、ぱっと眼前にお庭が広がると、お〜 と溜息が出るくらい魅力的なお庭だった。 ライトアップされているお庭は幻想的。 残念ながら撮影は禁止。でも、一見の価値はある庭園だ。(拝観料は600円) 成就院の現在の建物は、仙洞御所でもお馴染みの後水尾天皇の中宮、東福門院和子が寄進したもの。 2代将軍徳川秀忠の娘の東福門院だ。 幕末には尊王攘夷派の僧侶の月照が住職として住持しており、西郷隆盛や勤王の志士が密談をした場所でもあった。月照は西郷隆盛と共に鹿児島の錦江湾に入水し、西郷隆盛は助かるが月照は亡くなっている。 幕末好きの人にとってはマストの場所かもね。 清水寺本堂にお参りしてから、清水の舞台から紅葉を楽しんだ。 雄大な眺め。ライトアップも大掛かりでさすが清水さんだわ。 東福寺の通天橋が今年から撮影禁止になったので、上から見下ろす紅葉を撮影できる貴重な場所になったかもしれない。 地主神社の前からは雑踏状態で前に進むのも難儀なほど。 この景色が見られて満足だ。 ずっと気になっていたのは、上空を貫く青白い光線。 「ラスベガスのLuxorみたい、あれはどこを照らしてんの?」と娘と話していた。 あの光は観音様の慈悲を表した「観音慈光」というもので、観音様の思いやりの御心を感じないといけなかったようだ。 ラスベガスを連想してしまって申し訳ありませぬ 清水寺の夜の特別拝観、成就院の特別拝観とも12月4日まで。 清水寺 京都市東山区清水1丁目 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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