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ハイネの森

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2023.06.03
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吹くからに 秋の草木の しをるれば
         むべ山風を 嵐といふらむ

                       文屋康秀

百人一首22番、文屋康秀の歌。
文屋康秀は平安時代前期の歌人・官人で、六歌仙のひとり。
官人としては877年に山城国の大掾(だいじょう)になったとある。

山城国の国府は861年に嵯峨天皇の河陽離宮跡地に移転したとあるので、
山崎駅近くの離宮八幡宮付近を“ゆかりの地”とした。

東海道本線〈山崎駅〉



山崎駅だからヤマザキなのか、駅すぐ横にはデイリーヤマザキがある。



駅前から南に歩いてすぐ、駅前通りと西国街道が交差する。
西国街道は、京の東寺口から高槻など淀川右岸通って大坂に入ることなく西宮、その先の下関に通ずる道。江戸時代の大幹線道路だ。

その角に離宮八幡宮がある。


嵯峨天皇(786-842)の離宮、「河陽離宮」があった場所で、嵯峨天皇亡き後、山城国の国府が置かれた。




境内に碑がある。

「本邦製油發祥地」とある。



平安時代貞観年間にここの神官によって荏胡麻油の製造が始まり、戦国時代に織田信長が台頭するまでは、荏胡麻油の製造権を独占し栄えたという。




離宮八幡宮前の西国街道



ここは京都府と大阪府の境。



そして「天下分け目の戦い」の現場でもある。



西国街道沿い、西の方にはサントリー山崎蒸留所が見える。





離宮八幡宮
京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21−1





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Last updated  2023.06.03 12:00:11
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