カテゴリ:名所旧跡寺院あれこれ
さてさて、続きですm(__)m
お寺の入口に、何やら賑やかな看板があります。 平野区は町全体のテーマパーク化を進めているそうで、全興寺さんも一役買っているというわけですね。 紙芝居、駄菓子博物館、遊び縁日、地獄堂・・・ 子供が喜びそうなものが「てんこ盛り」といった感じです。 写真の看板は、わざと褪せたような色使いで書かれてるみたいですね。 私が子供の頃か、それ以上前のレトロな雰囲気があります"^^" さて、境内にぽつんと「ニョニョロ」のように突き出た石がありました。 これは何かと近づくと...大人の頭くらいの大きさの穴があいています。 どうやら、「地獄の風穴」のようです(>_<) 穴の中に落っこちないかな~(>_<)とか考えながら、恐る恐る頭を突っ込んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・じ~じ~じ~ 最近、疲れて耳鳴りがしてるので、よく聞こえなかったm(__)m さて、看板にもあった地獄堂へ、いざヽ(ーー;)丿 子供の頃、母親が、「ウソついたら地獄の閻魔さんに舌を抜かれるんだぞ~!」と言っていました。 「地獄というものがあって、閻魔さんという怖い人がいて、ウソをつくのは悪いことだから、ウソをつくと閻魔さんが怒って舌を抜くんだ」と、子供心に思ってました?(^.^)? 地獄の話は、この世の人が出来るだけ清く正しく生きれるようにと、仏教が作り上げた「生活指導」のための方便ですね。 世界各地の宗教にも同じような話があります。 さて、自分の罪深さは何点か? 本当に閻魔様に裁かれたら、マイナス65点くらいかな?(>_<)? 地獄に落ちるとはじめに出会う鬼が、この「奪衣婆(だつえば)」と「懸衣翁(けんえおう)」です。 「三途の川」の渡し守ですね。 お~怖い怖い! 「渡し賃」を払わないと橋を渡らせてもらえず、三途の川に突き落とされ、向こう岸には3年?泳いで渡らないと行けないそうです。 払っても着物は必ず剥ぎ取られる!ので、えげつない爺さんと婆さんですね。 仏教では、人間は「成仏」出来なければ、「天、人、修羅、畜生、餓鬼、地獄」の「六道」いずれかに転生すると言われています。 「三途の川の渡し賃」は「六文銭」ですが、この「六文銭」の意味は、死んだ人が「六道」のどの世界に転生しても、それぞれの世界におられる地蔵さんに賽銭を渡せるように、棺桶にお金を入れたことに由来するそうです。 さて、地獄の裁判の始まりです。 どんなに隠そうとしても、自分が犯した罪が大鏡に映し出されます。 忘れてしまった罪も映るんでしょうねー?(TT)? 「俺なんか、これでもかーってくらい...」とか思いながら鏡を覗いてました。 閻魔の部下の判事たちが罪状認否を行います。 閻魔大王の判決は.... 「地獄の沙汰も金次第」ということわざがあります。 「地獄で受ける裁判も金を出せば有利になるというくらいだから、ましてこの世では、金さえあれば何事も思うがままだ」という意味ですね。 「あの世に持っていけるのは、良くも悪くも心だけ」といわれます。 自分のことしか考えない「我利我利亡者」が、地獄行きを逃れたくてでっち上げたことわざかもしれませんね... 南無大慈大悲地蔵菩薩 人の心に花を おん かかか びさんまえい そわか おん えんまや そわか 応援ありがとうございます "^^"v Namah Samanta Vajraa Naam Canda Mahaarosana Sphotaya Huum Trat Haam Maam 紫の雲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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