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February 26, 2021
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​今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。​
​​
岡本太郎氏の説く芸術の根本条件です。
一瞬はて?と思うような言葉ですが、本文を読んでいくと納得できます。

 ここで言う芸術は、伝統的に受け継がれてきた芸能ではありません。能でも茶道でも、日本の伝統的芸能では、美しく見える所作が基本です。岡本氏の言う芸術は、これらとは異なる「今」の時代の絵画や彫刻などです。


岡本太郎美術館の撮影可コーナーにて

 優れた芸術には飛躍があり、それは見る人に一種の緊張や不安をもたらします。見ていて気持ちいいとはなりません。創作者と同じ覚悟を持ってぶつかって、初めて理解できる物だと言います。

 ピカソが有名な『アヴィニョンの娘たち』を描き上げたとき、仲間のブラックでさえ「ガソリンを飲んで搔いたような絵」と批評したそうです。ゴッホの絵も「狂人の絵だ」とセザンヌから酷評されました。
 時代が進んでやっとピカソ、ゴッホに追いついてから、両者とも巨匠の名を冠せられるようになりましたが。

 今、「キモい」「訳わかんない」「汚い」と評されて埋もれている絵やオブジェが、後世に残る芸術になるかもしれません。

 2月26日は岡本太郎の誕生日です。

         参照元:岡本太郎『今日の芸術 時代を創造するものは誰か』光文社文庫​





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Last updated  February 26, 2021 12:00:20 AM
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