下らなぃ願望。でも、懇願する。
醜ぃ。僕ゎ醜ぃ。疑う事でしか、信じれない。憎む事でしか、想えない。愛した人さえ、明日には憎みかねない。信じた人さえも、明日には疑心を抱いてる。本当に、そこまで醜いのか。分からない。でも、誰かに裏切られた気がして、傷ついて、苦しんだ。だから、自分を守る為に、二度と苦しまない為に心に壁を築きあげた。立派な隔たりを。自分の為に、他人を裏切ってまで保護してきた苔塗れの心に何があるって言うのさ。自分の為に、他人に同じ思いをさせて、ただの繰り返しだ。終わる事の無い、下らない繰り返し作業だ。忘れてた。夢の中で泣いてた自分の姿。起きても泣いてた、僕の心。埋れた苔の中で、確かに見つけた。裏切られてなんか無いさ。裏切ったのは僕だ。築き上げたこの壁を、僕は壊せるかな。全部、取っ払えるかな。もう一度…愛する事で、信じたい。信じる事で、愛したい。