今日の情報(1月19日分前半)
************************************************************クルド難民親子を東京入管が強制送還************************************************************Date: Mon, 17 Jan 2005 21:08:51 +0900Subject: カザンキランさん収容Mです:国連前で座り込みを行っていた、カザンキランさんと、その息子のラマザンさんが入管に拘束されました(17日午前11時半頃)。即時開放を求めて、時間のとれる方は品川の入管へ出向いて抗議を手伝ってください。宜しくお願いします。(中略)UNHCRはカザンキランさんを難民認定しているので、今回の入管の措置にはかなり怒っているようです。カザンキランさんはドラマチックな振舞いの陰でかなりの不安・不安定を抱えている様子。----------------------------------------------------------------------【緊急】記者会見を開きます!カザンキランさんとラマザン、収容される!【緊急記者会見】日 時:2005年1月18日(火)時 間:午後2時~午後3時場 所:霞ヶ関 弁護士会館 会議室502C本日、午前11時10分頃、クルド人難民のアハメット・カザンキランキランさんと、その長男のラマザンさんが東京入国管理局(品川)に収容されました。彼らは、国連が発行したマンデート難民の認定書を持っています。また、昨年の12月10日には法務省に対して、難民認定を求める6万3千58筆もの署名を提出していました。その上での収容です。現場に居合わせた大橋弁護士のご好意により、弁護士会館にて緊急記者会見を開くことになりました。皆様、どうぞお集まりください。************************************************************Date: Tue, 18 Jan 2005 12:18:47 +0900Subject: 昨日入管に収容されたクルド人親子、午後の便でトルコへ強制送還される可能性Mです:恐ろしい事態になっています。詳細不明。昨日、>【緊急記者会見】カザンキランさんとラマザン、収容される!とのニュースが流れたことは皆さんご存知と思います。今朝、友人から入った電話によると、日本政府は本日午後2時のアンカラ行きの便に二人を乗せるための予約を入れていたことが判ったそうです。国連のマンデート難民に認定された二人を強制送還することは、日本が国連の努力を踏みにじるということです。また、彼ら親子がアンカラ空港に到着することは、トルコ政府の手で収容されることを意味しています。残された家族にも退去命令が出されているとも伝えられています。現在、弁護士が強制送還差し止めの仮処分申請の作業にあたっています。また、民主党の議員等を通した働きかけも進められているそうです。以上、連絡を受けて把握した範囲のことを報告します。他の情報源で確認できることがあればチェックした上で転送などよろしくお願 いします。 (特活)アフリカ日本協議会(AJF)事務局 斉藤 龍一郎○ウェブサイト:http://www.ajf.gr.jp○事務局電話:03-3834-6902、FAX:03-3834-6903○事務局電子メール:info@ajf.gr.jp************************************************************Date: Tue, 18 Jan 2005 18:21:29 +0900Subject: 送還された二人のクルド人の命を守るため緊急の行動をTです。時間があいたのでこれからこれ(下記)に行ってきます。Subject: 送還された二人のクルド人の命を守るため緊急の行動をトルコ大使館に集まってください! クルド人難民である、カザンキランさん、ラマザン君が本日、午後2時25分の飛行機で、トルコに強制送還されてしまいました。彼らは、国連が認めた、マンデート難民であるにも関わらず、昨日、午前11時に収容され、弁護士による執行停止の申し立てがされたにもかかわらず、本日、強制送還されました。残りの家族についても、次の出頭日に収容し、強制送還すると法務省は言っています。二人は今晩2時55分にイスタンブール空港に着きます。その場で拘束・連行され、殺される危険性があります。送還された2人の命を守るため、ただ今、トルコ大使館に対して、強制送還された二人を迫害しないよう要請するデモンストレーションを展開中です。一人でも多くの方のご参加をお願いします。*トルコ大使館アクセスJR原宿駅下車、明治通りを新宿方面に5分ほど歩く。三又の交差点に歩道橋がかかっているので、それFACEというビル側に渡り、更に新宿方面に3分ほど歩いたところ。〒150-0001東京都渋谷区神宮前2-33-6e-mail : embassy@turkey.jpTel : 03-3470-5131Fax : 03-3470-5136http://www.turkey.jp/クルド人難民二家族を支援する会HPhttp://homepage3.nifty.com/kds/************************************************************Date: Tue, 18 Jan 2005 21:16:45 +0900 (JST)Subject: 国連前で座り込みをしたクルド人の 強制送還 ブルキッチ加奈子です。転送、転載よろしくお願いします。 国連前で座り込みをしたクルド人家族の中の2名、カザンキラン・アハメットさんとラマザン君が昨日収容され、異例の速さで本日14時25分の飛行機で強制送還されました。国連のマンデート難民として認定されていたにも関わらず送還されました。法務省は残りの家族に対しても手続きを取っているとのことです。 どうか法務省、入国管理局、トルコ大使館に要請や抗議をしてください。以下に詳しい内容があります。読んでみてください。 ---------------------------------------------------------------------- 【緊急!】クルド人二名強制送還される!先日お伝えした通り、入管に収容されたクルド人家族の2名が本日の14時25分成田発のトルコ航空機で強制送還されました。★日本時間の19日午前2:55にトルコ現地に到着する予定。それまでの時間はわずかですが、皆様に出来うる限りの協力をお願いいたしします!〈目次〉(1)トルコ大使館・法務省・入国管理局に抗議を!(2)トルコ製品・トルコ観光旅行のボイコットを!(3)本日記者会見で明らかになったこと A.異例の強制送還 ・執行停止審査中 ・国連マンデート認定者 B.イスタンブールには日本時間明日午前2:55到着 C.息子ラマザンさんの友人にトルコ大使館員から脅し?!*****************************(1)トルコ大使館・法務省・入国管理局に抗議を! 二名はトルコに送還されれば、迫害や死の恐れもあります。それにも関わらず強制送還した法務省・入管に抗議し、残された家族の送還しないよう要請してください。そして、現地で二人の安全を保障するようトルコ大使館に要請してください。【トルコ大使館】〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-6e-mail : embassy@turkey.jp Tel : 03-3470-5131Fax : 03-3470-5136 http://www.turkey.jp/アクセス:JR原宿駅下車、明治通りを新宿方面に5分ほど歩く。三又の交差点に歩道橋がかかっているので、それFACEというビル側に渡り、更に新宿方面に3分ほど歩いたところ。*可能であれば下記(2)のようにトルコ製品/観光旅行のボイコットが呼び掛けられていることも添えてお伝えください。【法務省】FAX:03-3592-7393EMAIL:webmaster@moj.go.jp 【東京入国管理局(品川)退去強制 執行部門】電話03-5796-7122(直)FAX: 03-5796-7125(2)トルコ製品・トルコ観光旅行のボイコットを!クルド人家族が暮らしてたトルコは、長い間クルド人を迫害してきた歴史があります。二名も現地では本当に生命の危険があります。そこで★二名の安全が確保されるまでトルコ製品/旅行ボイコットを呼び掛けます!(当然身に危険が及んだら永続で) 日本では、観光旅行・家具・タイル・絨毯などが出回っているようです。よく注意して御覧になってください。今後詳細に調査してお伝えしたいと思います。*日本におけるトルコ商品・資本などの情報は以下にお寄せください。 ↓torukohakugaiyurusanai@yahoo.co.jp(3)本日記者会見で明らかになったこと本日1月18日、この件で弁護士会館で記者会見がもたれました。以下内容を抜粋してお伝えします。A.異例の強制送還・執行停止審査中:送還された二名については収容中に、収容執行停止を求める申請が出されましたが、その審査中に強制送還されるのは異例とのことです。・国連マンデート認定者:難民認定が受理されていない難民に、国連がその人の難民性を認定する「マンデート」制度がありますが、今回送還された二人はその認定を受けていました。マンデート認定者が強制送還されるのは恐らく今回が初です。B.イスタンブールには日本時間明日午前2:55到着イスタンブールに日本時間の19日午前2時55分トルコ時間19時間55分に到着予定です。トルコ航空・便名TK51便です。英語ができる方は、今回の難民を強制送還した日本の入管行政のことを、海外メディア、各種人権団体に是非とも連絡をお願いします。C.息子ラマザンさんの友人にトルコ大使館員から脅し?!今回強制送還されたのはカザンキランさんと息子ラマザンさんですが12月に、息子ラマザンさんが友人とトルコ料理店に入っていたとき、ラマザンさんの友人とトルコ大使館員が接触し、その際友人は「国連大前で難民認定を求めて座り込みをしたようだが、そうしたことをするとどうなるか分かっているか」という旨のことを言われたそうです。************************************************************Date: Tue, 18 Jan 2005 23:21:40 +09000です。夕方のテレビのニュースでカザンキランさんご一家の会見の様子を放送していました。覚えているだけですが,「会見中に強制送還されたとの第一報が家族にもたらされた」とのナレーション。泣き崩れる家族(女性),泣き叫ぶ家族(女性)の映像が流れる。あと,「overstayersとして国外退去処分となった」というナレーション。マンデート難民であることは言っていなかったです。以前,拘置所でアフガニスタン人が自殺したときにも思ったのですが,ほんとに恥ずかしい国です。----------Date: Wed, 19 Jan 2005 00:32:41 +0900Tです。原宿、トルコ大使館前の抗議に行ってきました。ネットを見て集まった20人くらいの支援者が、大使館の門に「話し合いをしましょー」と叫んだり、プラカードを見せていると、パトカー2台、バン2台に乗った30人くらいの警官が来て、監視し始めました。支援する会の弁護士が見えたので、警察の対応は慎重でした。大使館側が110番通報をしたらしく、それなりにインパクトはあったのではないかと。逮捕者はゼロ。午後7時から8時くらいまで大使館前でざわついたあと、その場で支援する会の人が書いた英文レターにみんなで署名し、投函し、解散。こういう場合、事前に英文レターをざっと書いて持ってくると、しめくくりができていいなあと思いました。今回いきなり大使館前に行ったけど、ずっと前から動いている人がたくさんいたわけで、関心を持ってこなかった自分を恥じます。歩いているぶんには暖かい日でしたが、立ち止まって1時間じっとしているとどんどん寒くなり、マフラーと手袋なしではいられない夜でした。