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カテゴリ:宇宙へ
西の空も日の光がすっかり落ちてしまい、空はすっかり夜になりました。関東はすっかり夜だけど、九州はまだ黄昏時なんでしょうね。黄昏って言葉、幻想的な情景が浮かんで好きです。その語源は、昔の人が見分けがつかなくなって、あれは「誰(た)そ彼?」と言っていたことから来ているそうです。街灯のない暗い道に入ると近づかないと誰だかわかりません。まして、街灯などない昔、月明かりもない夜は人がいるのは見えても誰かわからなかったでしょうね。
今夜も、月が出ていません。月齢で言えば2日。つまり明日は三日月。夕方の西の空にかろうじてその姿を見ることができます。 最近、宵の口から西南に輝く金星は今週ますます明るさを増していき、最大でマイナス5等近くまでになります。一等星でさえ夜空で十分明るいのですが、マイナス5等となるとその輝きは夜空に一際美しい。 明日の夕方、三日月の近くに金星が見えます。夜空に輝く二つの光は絵になりますよ。 一方火星はだんだんと地球から遠ざかっていき、輝きも小さくなってきました。それでも天頂付近を見ると、おひつじ座と一緒に今夜も黄道を西へ向かって軌道を描きます。 火星が、天頂を越えて西に傾き始めると土星が東から昇ってきます。土星はかに座と一緒にいますよ。 今夜は良く晴れています。とっても寒いけど、暖かくして冬の宇宙を、輝く星々を楽しんでみてはいかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月03日 18時12分06秒
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