|
カテゴリ:カテゴリ未分類
日経新聞のネット版「NIKKEI NET」に連載されていた「食べB」が249回をもって終了してしまった。その前の「食べ物新日本奇行」からの大ファン。
「食べB」とは「列島あちこち 食べるぞ! B級グルメ(食べB)」の略でタイトル通り、列島各地のご当地B級グルメ を紹介する企画であった。 その特色は実食を基にしていること、読者からの情報(食の経験も含めて)を多く紹介していることであろうか。そして何より各地の食をそのまま伝える姿勢が好ましかった。 流行りに媚びを売ることもなく、例えばうどんならコシ礼賛ではなくコシなしも、その特色を上手に述べていて「あ〜一度これを食べてみたい」と素直に思ったものである。 私は好き嫌いが多く、多くの場合その見た目が気に入らないものは口にしない。新しいものに挑戦して嫌な思いをするなら食べないほうがマシという保守主義者。 今では肉も食べ、刺身も食べる(実家は魚屋さんでしたが、塩シャケぐらいしかたべれなかった)が子供の頃は全くダメ。記憶を遡っても子供の頃に普段どんなものを食べていたかあまり記憶がないというか、すき焼きなら白滝しかたべれなかったというマイナスの記憶ばかり。朝起きると近所のお菓子屋に行って柿の種が朝ごはん代わり。 そんな私に食べてみたいと思わせるのだからこのシリーズは優れていたのだと思う。 企画は終了したが記事はネットに残っているので興味のある方は一度覗いてみてください。 日本の食の奥の深さ、幅の多さ。素晴らしいな〜。 http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/tabeb/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|