こきっつぁんの７６５EVENING

音楽でつづる日記、ミュージックダイアリー。
今日、１０月２５日の日記には、どんな曲がおさめられているんでしょうか？
では、ページをめくってみましょう。



午前中の「７６５ＭＵＸ」で、藤本えみりさんも語っていましたが、
今日、１０月２５日は、１９３６（昭和１１）年にベルリンのドイツ放送で、
ラジオのリクエスト番組が始まった日ということで、「リクエストの日」です！


私が初めてリクエストを送ったラジオ番組は、今から１０年前（１９９７年）、
当時ＹＢＳラジオで、月曜午後６時半頃から１１時近くまで放送されていた、
「桜井和明のマンデーリクエイステーション」というリクエスト番組でした。

この年の４月から、それまで担当していた深沢弘樹アナウンサーからバトンタッチされて、
気合を入れて放送していた桜井和明アナウンサー。
それもそのはず、入社３年目にして初めて担当する、レギュラーの生ラジオ番組だったのだから。
それまでテレビの「ぷるるんＮＩＧＨＴ」（のちに「ぷるナイぴくるす」にタイトル変更）で、
やや空回り気味だった桜井アナが、このマンリクでは水を得た魚のようにしゃべるしゃべる。
聞き手役の石川ディレクター（現・ＹＢＳテレビのディレクター）は、豪快に笑う笑う。
小田切ディレクター（女性・のちに寿退社）は、飲尿ネタでイジられるイジられる。
１０時過ぎから児玉ディレクターが、洋楽について語る語る。

今までのＹＢＳラジオには無かったハチャメチャさに私は惹かれ、いつの頃からか、
月曜夜は毎週、ラジオのスイッチを入れるようになっていました。
（深沢さんのマンリクは時たま聴くだけでした。深沢さん、ごめんなさい！）
でも、聴くだけでリクエストは送っていませんでした。

確かに私の学生時代にも、リクエスト番組というものはありましたが、
別に自分がリクエストしなくても、好きな曲（ヒットしている曲）は、
誰かがリクエストしてかかるからいいや、という想いがありましたね。



リクエストを送るきっかけとなったのは、この年の６月の第１週に、
番組として（たぶん）初めてリクエストテーマをリスナーに提示したからです。
そのリクエストテーマとは・・・
「想い出に残っている、もう一度聴きたいドラマの主題歌特集」でした。


前の週にそういうテーマでやると聞かされて、どうしても聴きたい曲があって、
桜井さんのマンリクあてに、初めてハガキを書いたんです。
なかなかラジオでは流れない曲で、私の好きな曲。
それは、「噂の刑事トミーとマツ」のエンディング曲、松崎しげるの「ワンダフルモーメント」！
この曲が、私がラジオ番組に初めてリクエストした曲です。



いつもは弱々しいのに、相棒のマツ（松崎しげる）に「トミコ～！」と言われると、
耳を動かして強くなるトミー（国広富之）。
その水戸黄門ばりのいつものパターンに喜んで、毎週食い入るように見てましたね。
（アイフルのくぅちゃんの相手役の清水章吾さんも、長渕の妻以前の志穂美悦子さんも出てました）
そして、エンディングに「ワンダフルモーメント」が流れると、サザエさん現象じゃないけど、
「ああ、もう水曜日（週の真ん中）も過ぎちゃった」とすごく淋しい気分になったものです。

その「ワンダフルモーメント」が、私のリクエストでラジオから流れてきた時の感動と言ったら、
もう言葉では表せません！　まさしく、エクスタシー～！！
その感動を知ってしまったおかげで、その後、マンリクに毎週かかさず、
マニアックなアイドルの曲のリクエストを送り続けたら、桜井さんが１９９９年の３月いっぱいで、
前田真宏アナウンサーにバトンタッチするまで、９割近くリクエスト曲をかけてくれました。
まあ、石川ディレクターがアイドル好きというのもあったんですが（笑）
それ以来、ラジオ番組にリクエスト曲を送るのがクセになってしまいましたね。


私のリクエスト曲のコンセプト。
みんなが忘れかけているけど、聞いた瞬間に、
「そうそう、あったね、この曲」と言って、思わず笑顔がこぼれてしまう曲。
「こんな素晴らしい曲があるんだよ」と訴えかけたくなるほど、広くみんなに聴いてもらいたい曲。
その日に募集する、リスナーへのメッセージテーマに合っている曲。
そして、大原則として、自分の好きな曲。
アイドルの曲ばかりじゃないよ（笑）
現在ヒット中の曲のリクエストは、ほかの人に任せます。


みなさんが初めてラジオ番組にリクエストした曲は何ですか？
また、リクエストしても、どうしてもかからない曲って何ですか？
ついでに、好きな人のために、リクエスト曲を送ったことありますか？


お送りする曲は、好きな人のためにリクエストしている所を歌っている、
チェッカーズの「涙のリクエスト」です。