こきっつぁんの７６５EVENING

「日本代表」と言うよりは、「岡田武史セレクトチーム」か。

まさしく、これが本当の「岡田JAPAN」か。


３大会連続であったサプライズも今回は無し。
無かったことが「サプライズ」か。



去年のJリーグのMVPと得点王、
それに今年も得点ランキングの上位にいる選手が選ばれないとは、
Jリーグも軽視されたものだ。




今日のYBSラジオ「GO！GO！イチ」の中で、
パーソナリティーの横内洋樹アナウンサーが、
代表に香川が選ばれなかったことを嘆いていたけど、
同じ思いでいる人は多いだろう。


ワールドカップは今大会だけではない。
日本がこれからも出場し続ける為には、未来も考えなくてはいけない。
ベテランと若手が同等の実力を持っているのであれば、
若手を選び経験を積ませるのが、「監督」の意識ではないのか。

ベテランの川口を第３のGKに据えたのとは、別次元の話。






日本代表が、戦う前にこれほど期待されない、
ワールドカップというのは、初めてかもしれない。


確かに、ここまでの「岡田JAPAN」の戦いぶりを見れば、
カメルーン、オランダ、デンマークがいる
グループリーグ突破は期待できない。

だからこそ、起爆剤になりうる選手の代表入りに期待したのだが…。
「個性」をコントロールするのも、監督の仕事だろう。





唯一、期待できる点と言えば、
パラドックスになるけど、前回ほど期待されてないという点。


前回は本大会前にピークを持ってきてしまった為に、
これでイケると、選手も監督もマスコミも思い込んで、
本番ではズタボロにやられてしまった。

今大会はこれから調子を上げていけば良い。
本番前の韓国、イングランド、コートジボワールの３試合で、
連携＆戦術を煮詰めて、仕上げていけば良い。

時間は全く無いけれど（笑）。



本番前の３試合がどういう結果になるかは分からないが、
選手の中に、ひとつの開き直りが生まれることと、
スポーツ選手の本能的な闘志が燃え出ずることに、大きく期待したい。



サッカーは、監督が占める割合が高いと言われるけど、
所詮、実際にプレイするのは選手。

今の逆風を、飛行機が飛び立つ為の向かい風にして、
ワールドカップで戦える意義と喜びを感じてもらいたい。

そうでなければ、嘘だ！
ドイツの時みたいにシラケてる奴なんかいらない！



私も含めて、今日の代表メンバーの発表にがっかりした人間や、
文句つけてきた人間を、吠え面かかすような試合を南アフリカでやってくれ！



それでは曲です。タオルズの「君に幸あれ」　　どうぞ！