アイアン ストーン カベルネ フラン vt 2004
IRON STONE " CABERNET FRANC " vt 2004
お待たせ・・・しました!?。8月は公私とも大忙し!不定期更新になりそうです。・・・久しぶりのワインレビューです。今日のワインは、アメリカ。カリフォルニアよりアイアン・ストーンです。
アイアンストーンのワインは今まで結構取り上げていますが、それぞれ、コストパフォーマンスが高く好印象のワイン続きです。 (カベルネ・フラン、ジンファンデル、プティシラー、メルロー、シラーなど)。
一年 365日。 毎日、ワインやお酒を たのしんでいるPopoくん。
Popoくんの ワインの感想や 日々のつれづれ?の日記 です。
今日は、久しぶりの日記本編!?カリフォルニアワインでコスト・パフォーマンスの高さでは有名なワイン・シリーズ。ワイン王国などでも良く取り上げられていますね。
通常このクラス(価格帯)は3~5年が飲み頃とされています。
カベルネ・フランが90%以上のこのワイン…いかに?
IRON STONE "CABERNET FRANC" vt 2004
ワインの感想 (impression)
いやいや…結論からいうと、正直、びっくり! もうお馴染みの方は、安心して飲んでいただけます。そして、初めて飲まれる方はきっと驚きます!
この作り手のワインは、色を見てもらえばわかりますが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれたタンニンの強いワインではありません。…が、果実感やボディは見た目より重め。どんな造り方なのでしょうね?ブラインドだと、ボルドーのブルジョア級と答えそうなワインでした。
- 瓶の形はオールドスタイルで、上げ底のしっかりあるタイプ。好み。
- 合成コルク。多少味わいには欠けるが…様式美はある。
- 色合いは、エッジにレンガ色をかんじる、明るめのルビー色。
- 香り立ちは強くはないが、凝縮した果実感や甘草、スモーキーなニュアンスもあり。この作り手の傾向で、カベルネ・フランの特徴・・・ピーマンしてない(笑)。
- 味わいは、ボルドーのワインを彷彿させる熟成感。果実感は控えめだが厚みが有る。。タンニンはシルキー。この価格帯の、カベルネ・フランという葡萄からつくられたワインとは思えない。凝縮された果実感が甘さを感じさせる。酸味とタンニン,アルコールのバランスは高い。度数は13・5度だがミディアムボディに感じる。
- 余韻は細かなタンニンとアルコール感。長くはないが、バランスはとれている。
- まあ、並のカベルネ・フランではありません。凝集された糖度の感じは、柔らかなタンニンとともに品さえ感じさせます。
ワインの評価 (evaluation)
しかし、アイアンストーン 恐るべし。アイアンストーン・カベルネフランはおおよそ$10です。考えられませんよね。 まだ、飲んだ事のない方は一度飲むべきかもしれません・・・
カベルネフラン、ジンファンデル、プティシラー、メルロー、シラー・・・今のところ、はずしがないですね。皆、それぞれに魅力がある。価格を考えると凄いですね。
一つアドバイスを!アイアンストーンのワイン(赤)は、VTより5年以上経過したものをおススメします。今回のカベルネ・フランは今年VT2000も飲んでますが、まだまだ美味しくなりそうでした。
- 奥さん曰く ” うん。これは美味しいね。果実実が濃い。くどくない品のある甘さがいいワイン。アイアンストーンに外しナシ(笑)!”
- ☆ 評価 ☆ 極 良 (87~89) Extremely good 【 8/11/08現在 】
- (奥さん評価 88/100 点) 1-6,2-7,3-6,4-7,5-12 +50 =88
- (ポポの評価 87/100 点) 1-6,2-7,3-6,4-6,5-12 +50 =87
- 【評価の読み方】 1.香 2.味わい 3.余韻 4.フィネス 5.CP
<ワイン情報>
種類 赤ワイン
生産地: カリフォルニア、シェラ・フットヒルズ
品種: カベルネ・フラン90%、メルロー9%、カベルネ・ソーヴィニヨン1%
味わい フルボディ
容量 750ml
熟成期間 : 9ヶ月間、フレンチオークとアメリカンオークで熟成