(TДT)ハイデルベルクの中心で無力を嘆く
今日事故に出くわした。タダが起こしたんじゃないよ。地面に倒れている女性と、一台の車と、バイク。見晴らしのいい(しかし狭い)2車線。横断歩道のすぐ側。後続車対向車は身動きが取れず、救急車(というか多分Notarztwagen)は来たものの現場に辿りつく事が出来ない。倒れていた女性は全身痙攣を起こしていて、意識はあるのか不明。タダは日本で、怪我をした人に施す処置を習っていた。痙攣を起こした人に行う処置も知っていた。が、何も出来なかった。肝心なときに、タダは自分の知識を疑った。”もしタダが施した処置が間違っていて相手がどうにかなっていたら”と言うことを考えると、怖くて体が動かなかった。頭が真っ白になった。逃げました。・・・といったら何か聞こえが悪いなその場を立ち去りました。後でネットで調べたら、やっぱりタダの知っている処置で間違いはなかった。民間人にできることは限られている。が、出来る限りのことをすべきだった。また、落ち込んだ。彼女の容態が命に関わるようなことではないことだけを願う。2時間後に事故現場近くを通りかかったが、未だに渋滞は続いていた。(パトカーが現場検証をしていた)タダにできること、次にそんなことに出くわしたら(出くわさないことがどれほどいいことか!)必ず正しい処置を取ると言うこと。