関門海峡に変わった甲羅を持った蟹がいます。甲羅にあたかも人間が泣き、恨みの表情を浮かべている顔のような隆起があります。まるで壇ノ浦に滅びた平家一門の恨みが乗り移ったように見えることから「平家蟹」と呼ばれます。平家蟹は、ヘイケガニ科のカニです。甲長 2センチ、足を伸ばすと約 15センチですが、前の二対の脚が長く、残りの後ろ二対の脚が極端に短いのが特徴です。9月に、東京・歌舞伎座の夜の部で「平家蟹」と「勧進帳」が上演されます。
さて、富山湾のベニズワイガニ漁が、本日解禁されました。ずわい蟹より小型の紅ズワイガニですが、足を伸ばすと大きなものは、80センチあります。1000m~2000mの海底に生息するため、船からかごを降ろす「かご漁」で捕獲します。かごの目は粗く、資源保護のため小さい蟹は脱出できるようになっています。漁のピークは12月で、来年5月まで続きます。
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Last updated
September 3, 2005 02:47:46 PM
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楽天9215
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