院内掲示物は、ついつい多くなってゆきます。「保険証を毎月提示してください」などの掲示物や、製薬会社から持ち込まれるご案内などは必要最小限にするように指示していますが、それでもごたごたと増えがちです。当院内の院内掲示物は、自作の必要なものばかりで、私は満足しています。たまに自分で待合室に座り、患者さんの視点で掲示物全体を見て、その整理を指示しています。期限が切れたものはすぐにはがし、破れかけていたり、外れそうになっていたりするものは、すぐに直すことが大切です。
各種掲示物が雑然と張られていていると、多すぎて見栄えが悪くなり、情報がきちんと患者さんに伝わりません。ほんの少し工夫するだけで情報が効果的に伝わり、患者満足度の向上が期待できます。医院経営の理念や方針、後発医薬品の説明、がん検診、高齢者の肺炎ワクチンなどは大切な掲示物です。スタッフ紹介、生活習慣病の説明、院内の取り組みなどはファイルに入れて整理しています。診察室の中には、立山連峰の写真や体全体の筋肉・骨格・神経支配のパネルを掲示しています。痛みの説明に便利です。当院では室内から中庭が見えるのがよいところです。机の上には、腰椎・心臓などの模型を置いて病気の説明をしています。
帰りがけに目にする、入り口ガラス戸の内側には何も掲示していません。徒歩や車を利用して来る人が多いから、交通案内は不要です。医院・クリニックごとに掲示物に対する考え方は異なります。スタッフ全員で患者さんになったつもりで考えてみましょう。
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Last updated
February 22, 2014 07:46:22 PM
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楽天9215
歴史紀行、映画、デジタルカメラ、花の歳時記の話です。
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