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「拝」は、手紙の後づけにおいて、差出人すなわち自分の姓の後に用いて、相手への敬意を表す語であるといわれています。わたしが研修医の頃、紹介状を書く時「拝」をつけることを教えてもらわなかったので、いまだ一度も使ったことがありません。 これだけを聞くと、上司や恩師など目上の人への手紙に用いてさしつかえないように思われます。しかし、手紙の後づけにおける差出人名は、姓名をともに記すのが正式であり、姓のみを記すのは親しい間柄に、名のみを記すのは家族などに限られるとするのが一般的です。 したがって、姓の後に「拝」を用いてよい場面は、かなり限定されたものとなります。同等、あるいはやや目上であって、親しい間柄にある人に宛てた手紙において、相手への敬意を表す際に用いられると考えるのが妥当だそうです。 わたしがいただく紹介状の差出人は、当然ですが必ず姓名が書いてあります。そして、よく「拝」が書かれています。正式な使い方ではないようですが、広く普及しています。
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Last updated
July 7, 2019 07:56:32 PM
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