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手足口病の子どもの患者が、ここ10年で最多のペースで増えています。自宅で看病する際や、保育園などへの登園を再開させるとき、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。 手足口病は、ウイルスが原因となる感染症です。3~5日の潜伏期の後に、口の中や手のひら、足の裏などに2~3ミリの水ぶくれのような発疹ができます。38度くらいまでの軽い発熱を伴うこともあります。 ワクチンはなく、かかったら対症療法か、自然に治るのを待つしかありません。原因となるウイルスは複数あり、一度かかったことのある人や大人でもかかる可能性があります。 基本的には1~2日の軽い発熱で治まるが、口の中の発疹が痛くて食欲がなくなる子もいます。食欲がない時は、刺激の少ないものや、のみ込みやすいものを与え、水分が不足しないように注意します。まれに髄膜炎や脳炎などを引き起こすこともあり、頭痛や嘔吐などの症状には注意が必要です。症状が治まった後でも、数週間以上、便などからウイルスが排出されています。オムツを交換する際に注意が必要です。 保育園などを休んでいた場合、いつ登園を再開すればよいのでしょうか。「保育所における感染症対策ガイドライン」では、登園のめやすは、熱が下がり、発疹の影響がなく食事が取れることを挙げています。食欲が落ちた子は、ふだんの半分以上は食べられるようになってからにしましょう。
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Last updated
July 22, 2019 09:24:15 PM
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