カテゴリ:医学
体質性黄疸とは、遺伝的な原因によって、血液中のビリルビンが上昇する病気です。血液中のビリルビンが上昇すると、皮膚や白目が黄色くなります。体質性黄疸のほとんどは、ジルベール症候群です。症状はほとんどなく、治療の必要もありません。
体質性黄疸とは、遺伝的な原因によって、血液の中のビリルビンという成分が増える病気です。ビリルビンが増えると、皮膚や白目の部分が黄色くなります。体質性黄疸では、肝臓の機能に障害はありません。体質性黄疸の中で最も頻度が高いのはジルベール(Gilbert)症候群です。ジルベール症候群は、思春期以降に指摘される黄疸や、検診などの機会に発見されることがほとんどです。過労やストレスで黄疸が強くなったり、食事をしなかったりすると黄疸が強くなることがありますが、治療の必要はありません。予後も良好な病気です。全人口の2~5%に認める病気で、間接ビリルビンが優位に上昇します。 その他に3つの体質性黄疸がありますが、100万人から1000万人に1人の割合で発症する非常にまれな病気で、日本では数十例から数百例とされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 7, 2022 08:11:37 PM
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