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隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

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May 16, 2023
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カテゴリ:登山・ハイキング

今頃になるとやはり気になるのは安倍東山稜のシロヤシオ!例年だと5月下旬が適期なのだが、年々、温暖化のせいか、いろんな花の開花が早くなっている。クールアカヤシオも早く咲き終わったようだし~

ここ数年、シロヤシオは5月下旬がピーク!
今日は、下見のつもりで岩岳から下十枚山にかけての群生地を見に行こうと早めの朝7時に家を出た~花の最盛期は、平日でも20台以上のクルマが駐車スペースを埋めているので置き場所がなく市内のハイカーは諦めて別の日に出直すほどである!びっくり

自宅から1時間でまさき峠に到着。駐車場駐車スペースにはクルマ4台、余裕あり。外気温10℃、吹く風が冷たいが空は快晴晴れで文句ない!オーケーオーケーオーケー

地蔵峠付近はちょうど今が満開!シロヤシオ、トウゴクミツバツツジの競演に満足!グッドグッドグッド





シロヤシオ(ツツジ科)
標高が低い地蔵峠付近は今が満開だ!オーケー





山を鮮やかに彩るトウゴクミツバツツジ(ツツジ科)!ぐーぐーぐー





地蔵峠から登り始めて約30分、明るい稜線歩きに変わる~まさに絶景である!オーケーオーケーオーケー
振り返れば、東山稜の仏谷山、青笹山。右は安倍川流域の山々、左は興津川流域の山々、尖がって見えるのは、高ドッキョウである。3日続いた雨後とあってか今日は遠望がきいて駿河湾、伊豆半島も良く見えている~ぐーぐーぐー






真っ青な空にモミジの若葉が冴えて美しい!アオモミジと云う~





まだまだ続くトウゴクミツバツツジ、このあたりは満開だが~スマイル






まだ、こんな蕾も多いのでまだしばらくは楽しめそう~ウィンク






シロヤシオの葉は枝先に5枚、輪生状につく~その縁をいろどる紅色がまた良い!
この樹は天皇家の愛子さまのお印としても有名な花でもある~スマイル





シロヤシオ~
標高の違いや陽の当たり加減で、まだこのような蕾だけの樹も多く見られる~ウィンク





今日の富士山~富士山
つい、数日前には、沢筋に線を引く程度の雪が今日は全体にたっぷりと積ってる、、、
やはり、昨日まで降りつづいた雨が富士山では、雪に変わったようである~ちょき






とても気持ちの良い稜線歩き!ウグイスのさえずりを聴きながら稜線漫歩~歩く人歩く人歩く人
どこもかしこもシロヤシオが続くプロムナードコース!気分はルンルン!オーケーオーケーオーケー












樹の間越しに東面に富士川方向を覗く~
眼下の富士川の先に、未だ、未踏の(左から)五老峰(ごろぼう)、大ガレの頭、毛無山の山々、どうしても気になる山容だ!ウィンク





オオカメノキ(スイカズラ科)別名・ムシカリ
枝先に純白の飾り花をもつ大きい花が咲いている~が、上向きに咲くので、普通に歩いていると見落としてしまいがち。落下した花びらを見て気づくことが多い~ウィンク





岩岳の北の外れから正面に目指す下十枚山を仰ぐ~ちょき





群生と云うほどではないが、ひっそりと、岩肌に点々と咲くヤマイワカガミ(イワウメ科)オーケー








三角岩から後方を振り返る~グッドグッドグッド






高ドッキョウ、貫ケ岳、浜石岳、駿河湾、遠くに伊豆半島も良く見えている~音符音符音符





二等三角点のある下十枚山(1732m)別名・天津山に到着~スマイル
笹や灌木に囲まれて展望は無く、東側の笹を少しだけ刈りこんだ先に富士山富士山がやっと見える程度~






ランチタイムは、山頂では摂らないで、十枚峠側へ5分ほど下ったいつもの笹原で~きらきらきらきらきらきら
素晴らしい展望を楽しみながら摂ることにしている~おにぎり

眼下に安倍川と流域の山々、幾重にも重なった山並みの先の先まで今日は丸見えだぁ!ぐーぐーぐー








南アルプス深南部と前衛の朝日岳、風イラズ、大無間山の山々~






南アルプス、中央の光岳(てかりだけ)、やや右のイザルガ岳
手前は、笹山(左)、鞍部は牛首、そして急登する牛首山(右)から山伏に繋がる稜線~






南アルプス、茶臼岳(左)、上河内岳(中)、聖岳(右)
手前は、安倍奥の最高峰、山伏(やんぶし)だ~グッドグッドグッド





南アルプスがどこまでも屏風絵の如く連なる~この日は遠望が効いて白峰三山までも良く望めた~


赤石岳(左)、荒川三山(中)白峰南嶺の布引山と双耳峰の笊ケ岳が、
手前には、安倍奥の大谷崩、大谷嶺、一番手前の十枚山(じゅうまいさん)と続く~






山座同定をたっぷり楽しんで再び山頂に戻り、下山する~歩く人歩く人

バイカオウレン(キンポウゲ科)の群生地、花はすでに終わったか~





実だけが残っている~






今、NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎がこよなく愛したと云うバイカオウレン!
直径1.5cmほどの小さな花だが咲けばこんな感じで実に愛らしい~オーケーオーケーオーケー






左に富士山を眺めつつ、のんびりと往路を戻る歩く人歩く人歩く人~右手前の山は、篠井山である~ウィンク





トウゴクミツバツツジと富士山富士山のコラボだ~グッド






トウゴクミツバツツジの開花の方が早いので、シロヤシオがすべて咲き揃うころには花は終わる。
シロヤシオの見頃のピークはいつもより早いかなと思ったが、やはり例年通り、今月下旬の25~31
日あたりかな~ウィンク









そして、今日の新発見は、登山道の脇でいくつか見たクマザサの花だった!びっくり
今までみたことのないものがクマザサの上部に付いていたので、帰宅後、調べたら、およそ60年に一度咲くというクマザサの花だった~花後は、(地下茎でつながっているために)すべて枯れて(笹枯れ現象)しまい、もとのようになるまで数十年かかると云われている。やはり、安倍奥の山伏(やんぶし)の山頂部に関して云えば以前は、腰丈以上のクマザサがわんさかと生い茂っており、休憩する場所と云えば山頂と木道しかなかったが、今はまったく様相を変えて、笹は何もなく、休む場所はどこにもある!初めは、ニホンジカの食害かと思っていたが、どうやら「笹枯れ」と云う自然現象を起こしているのかも知れない。いずれこの山域も何もない裸山になってしまうのだろうか~クール

オレンジ色の矢印で示したものがクマザサの花~風に吹かれてピンボケになってしまったのが残念!





地蔵峠からの下り、右手の岩岳中腹にトウゴクミツバツツジの紫が点々としている光景を目に収めて無事下山~ちょき



時間的にはまだ充分だったので十枚山まで足を延ばしたかったが、体力低下は否めず、そこまでの余裕はなかった。しかし、花もたっぷり堪能し、景色も遠くまで眺められて、いい山歩きであった~オーケーオーケーオーケー


<参考コースタイム>
まさき峠8:15~8:55地蔵峠9:00~10:05岩岳~11:20下十枚山12:10~13:00岩岳~14:05地蔵峠~14:50まさき峠

   歩数計→16750歩        2.5万図   篠井山 湯の森






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Last updated  May 22, 2023 08:43:38 PM
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