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カテゴリ:登山・ハイキング
朝ドラ「らんまん」は楽しみに観ているが、冒頭に出て来る主題歌と共に写る花の写真のなかにジョウロウホトトギスがあります。去年、山友達のFBをみてどうしても見たくて、インターネットで探したら我が静岡県の毛無山の山中に咲いていることを知った!咲き時が今だし天気も安定しているのでさっそく友人のK口さんを誘って出かけてきました。毛無山へはよくでかけたが、最後に登ったのは、記録を見ると2013.4.13であった!10年振りの再訪となります~ちなみに下部側からは、2度ほどMTBを担いで毛無山山頂まで、帰りは下りを楽しんだものでした。
さて、朝霧高原を走行しながら山を見たら毛無山塊の稜線付近は雲の中、展望は拝めそうにない。しかし、今日のお目当ては花を見ること!ふもとっぱらキャンプ場を右にみて、麓(ふもと)の集落をぬけ有料駐車場(500円)に到着!すでに県外ナンバーを含む4台ほどが駐車中だった。 駐車場からしばらく続く林道脇に咲く秋の花、黄色のテンニンソウ(シソ科)と赤いミズヒキ(タデ科)~ 群生しているツリフネソウ(ツリフネソウ科) ○○アザミ(キク科) 特定できず! シデシャジン(キキョウ科) 毛無山へ直登コースと、金山沢コースの分岐点~ 左への沢コースを行く~ 分岐から、下ってすぐに左岸から右岸に渡る。水量は特に多くないので飛び石伝いに渡れる~ おお~見えてきましたヨ~日本固有種で数が少なく絶滅危惧種1Bにしてされている貴重な花! 左岸の岩場に張り付いて咲くスルガジョウロウホトトギス(ユリ科)です~ 残念ながら、右岸から沢越しにズームでとらえた画像なので、いまいち不満! 右岸から左岸に渡り、じきに現れる比丘尼の滝(びくにのたき) それほど大きな滝でもないが、、 ※比丘尼とは、出家して所定の戒めを受けて仏門に入った女子修行者のこと。中には、遊女になった者も出現したり尼僧の姿をして諸国を巡り歩いた芸人もいた。又、一般社会から別扱いをされて、戦国時代には戦陣に付いていき、生首を洗ったり、その首に化粧をさせたりする役目もつとめたと云われている~ 何か、切ないイメージの尼僧を思い浮かべてしまう。 本コースで唯一、富士山が望める箇所がある。あいにく雲に覆われて全貌は見えないが、眼下に ふもとっぱらキャンプ場が良くみえている~今日も平日だと云うのに多くのテントが張られていた~ 今日の沢コースで唯一の気の抜けない岩場を通過~ 写真下の垂れたロープで15mほど下がり沢底に着いてから正面の鎖と赤いロープをつかんで強引に登るしかないイヤな難場である! ほぼ垂直の岩場には、足場がなく腕力でなんとかクリア~ 登山道から直下の美しい淵と小滝を眺める~ 左岸から右岸に渡り返すと沢は河原に近い、段差のすくない沢に変わる~ 従って、頭上も明るくやや開放的な気分にひたれるところだ! 早春の芽吹き前にくると爽やかさを充分味わえるすてきな沢沿いの山道だったことを思いだした! その後、数分で左岸に渡り、沢からどんどん離れて水音も聞こえなくなり、樹林帯の登りに変わる~ 往時を偲ばせる「金鉱石を焼いた窯」の跡を横目に~ 金山沢の源頭付近に降りて~(正面に水量の少ない小滝あり) 左岸に移り~左側の赤布の垂れた箇所から~ 岩場をひと登り~昔とちっとも変っていない~ここだけは鮮明に記憶の中に残っていた! 旧地蔵峠への最後の急登は意外にきつい~ 毛無山塊の主稜線上に位置する旧地蔵峠(1500m)に到着!下部(しもべ)への矢印があるが、今では廃道に近いようで使えそうにないが、、!新地蔵峠から西に下れる下部への山道は明瞭である~ 当初の予定では、ここより毛無山まで行き、直登コースを下るつもりだったが、時間的にも体力的に無理!仮に行ったとしても展望は拝めないので今日はここをゴールとしてUターンすることにした~ 暑さで、帽子から、Tシャツから下着、ズボンまで汗でビタビタ!ずっしり重い!Tシャツのみ着替えて遅めの昼食を摂る~ 10年前の地蔵峠(2013/4/13)はこんなだった! あたりはいっぱい笹薮が茂っていたが~ 小さな地蔵さまが立つ旧地蔵峠。峠の右(東側)が静岡県、左(西側)が山梨県という県境の地であります。次第に霧が濃くなり寒くもなってきたので下山開始~ 地蔵峠から岩屑の多い山道を下り、往路を戻る~ 登山道のど真ん中にたった一株咲いていた青い小さな花!茎の頭に2~3ケの花がついている。見逃す訳にはいかずにしゃがんで撮ってみたが、、 何冊かの図鑑で調べてみたが名前がとうとうわからなかった~ご存知の方いらしたら教えてくだされば嬉しいです! 金山沢を最後に右岸から左岸に渡ればスタート地点はほど近い! 駐車場に到着!再び汗で重たいTシャツを着替えて出発~ クルマに乗りこんだと同時に小雨がパラついたがじきに止んだ~ 途中、目立つ佇まいの古民家が左手に! 今や、ロケーションの良さからキャンパーの聖地とも云われる「ふもとっぱらキャンプ場」のオーナーである竹川家。麓集落の萱葺き屋根の立派な門構えはかっての金山の経営に深くかかわった家系だそうである~ キャンプ場になる以前は、東京農業大学の富士農場として使われており、広大な農場には、冬になるとカナダ雁がよく渡来する姿をよく見たものだ~ 体力の衰えをイヤというほど感じた今日の山行~しかしながら、帰宅後、風呂に入る前に体重を計ったら 嬉しいことに、8月19日に70kgだったのが65.9kgまで減っていた!公園ヨガに加えて、腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットを日課にしていることと、食事の量を減らしていることも減った要因かもしれない。目標はベスト体重の60kg! 下山後、道の駅あさぎりでボクの好きな御殿場高原ビールのヴァイツェンとシュバルツを買って家路に着いた。国道139号(富士宮道路)から見える筈の毛無山塊は下から上まですっぽりと雲に包まれ何もみえませんでした~が、今晩の晩酌は楽しみ! なお、スルガジョウロウホトトギスをもっと近距離でマニアックに見てみたいのと、忘れ物の回収を兼ねて近々、再度、同コースを歩いてみるつもりだ! <参考コースタイム> 麓集落の駐車場9:30~10:00直登コースと金山沢コースの分岐点~16:05金山沢左岸から右岸へ~16:15右岸から左岸へ~10:25比丘尼の滝~10:35富士山全景、ふもとっぱらキャンプの見える場所~11:15ロープ、鎖の下がる岩場~12:00左岸から右岸に~12:15右岸から左岸に~12:30金鉱石を焼いた窯跡~12:45最後の水場で右岸へ~12:47鎖場~13:30旧地蔵峠13:50~14:35最後の水場から左岸へ~14:45金鉱石を焼いた窯跡~15:05左岸から右岸へ~15:15右岸から左岸へ~15:25ロープ、鎖の下がる岩場~15:50富士山全景、ふもとっぱらキャンプ場の見える場所~15:55比丘尼の滝~16:00左岸から右岸へ~16:10右岸から左岸へ~16:15直登コースと金山沢の分岐点~16:30麓集落の駐車場 歩数計→15840歩 2.5万図 人穴 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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