北風小僧
「 北風小僧 」 作詞 04-2-11 北風小僧が ある日やって来た 寒いのは僕のせい? それとも他に? 沁みるのは僕のせい? それとも何か? あの頃 僕はとても臆病で 何にも言えずに ただ黙っていた 北風小僧は 少し佇んで クルリと風の中 見えなくなった 相も変わらず小僧やって来て お馴染みの質問 投げかけていく あの頃 僕はとても苦しんで 自分を操る事も出来ずに 北風小僧は またも佇んで クルリと風の中 見えなくなった 忘れない あの日は 3月2日 北風小僧は これが最後だと 鏡を僕に向け質問タイム 寒いのは僕のせい? それとも他に? 沁みるのは僕のせい? それとも何か? そうして僕は5年がかりで 見つけた答えを口にしたんだ 寒いのも沁みるのも君のせいじゃない それにね僕はもう寒くなんてない 北風小僧は ただ微笑んで 鏡に映った僕を指さして クルリと風の中 見えなくなった (そう)鏡に映った僕は勇敢で (そう)北風小僧は自分自身で 相手がいるならそれは簡単で 自分が相手だと かなりしんどくて 時間は経ったし歳もとったけど 耐え抜いた時間が僕を変えていた 北風小僧は教えてくれた もうすぐ春が僕を包み込む奇跡