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カテゴリ:つれづれ
野瀬さんと言う人がスペインへ行った。闘牛を見てフラメンコを踊ってと楽しんでいたらいつの間にか道に迷ってホテルに帰れなくなってしまった。お巡りさんに助けを求めた。当然いろいろ聞かれる。
「え~っと、じゃあ、まずあなたの名前は?」 「野瀬」 「...あなたの名前は?」 「のせ」 「...いや、だからあなたの名前は?名前だよ、な・ま・え」 「だから、の・せ」 「No se(知らない)だなんて...」 「いいえ、私の名前がNoseなんです」 (だ~ったら、最初からそう言えばいいのにというのはこの際おいとく。) 言語が変われば当然発音も変わる。 以前フィンランドからアホ首相が来日した時、「よりによってアホだなんて、日本語の意味を知ったら本人傷つくかもしれないし、日本人だって笑っちゃいけないから大変だよ」と言っている友達がいた。 加賀まり子さんがイタリアに行ったら自己紹介するのに躊躇するだろうし、サザエさん家のカツオ君だって女は顔を赤らめ、男はゲラゲラ笑っちゃうらしい。 ロシアに行って「ゆ~り~ちゃん、あ~そ~ぼ」なんて声をかけたら、 なおっさんが出てくるかもしれないじゃないか。 いやいや、人の名前ばっかり出したけれど私の名前だって。私の名前の漢字は中国では男性の名前になるらしい。現れた私を見て一応女だったので、びっくりされたことがある。そして発音は皆がよ~く口にする単語にとても似ている。 笑っているあなたも油断はできませんよぉ~。もしかしたら地球のどこかで、 あんな意味やこんな意味、そんな発音に限りなく似ているかもしれませんよぉ~。 そういえば以前こんなことがあった。友達と出かけたとき。今まで普通に話をしていたのに、チョイ悪兄ちゃん風が唐突に聞いた。日本人が珍しいから気を引こうと思ったのか、ちょっと困らせてみようと思ったのかもしれない。 チョイ悪「日本語でbitchって何て言うんだい?」 一瞬時が止まった。聞こえていた人は固まったり、だったり...な雰囲気が流れた。 あ88「知らない。...ところで、あんたの名前なんて言うんだっけ?」 チョイ悪「俺?オレの名前はマノス。」 あ88「あっ、思い出した。bitchって日本語でマノスっていうんだっけ」 一同。本人まで笑っていた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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