青森愛犬美容専門学院

みなさま、こんにちは
昨日は、いまにも雨が降り出しそうな空模様でとても肌寒かったですが
本日は天気が回復しましたね
４月下旬は暑い日が続いて、最高気温は平年よりも高く７月下旬並みという日も
ありました
GW後半も、いい天気になるといいですね

新緑が萌え、色とりどりの花が咲き誇り、目にもまぶしい季節ですよね


横浜町で例年行われている菜の花フェスティバルですが、
今年は昨年より４日遅い開花宣言となり、満開は５月３日頃で５月中旬頃まで見頃が続き
有名な菜の花迷路やステージイベント、マラソン大会なども行われます。
明後日からのGW後半に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか


さて本日のブログは、「ペットフードの表示」についてお話ししたいと思います。
みなさまはペットフードを購入される際、パッケージの表示をご覧になっていますか
実はペットフードのパッケージには大切なことが表示されています。
もし、それを読まずに与えていると、健康に大きな影響が出てくることもあるのです

・・・というわけで、今日はペットフードの表示についてご紹介したいと思います

２０１０年「ペットフード安全法」により、
犬猫用ペットフードの「５つの表示」が義務となりました
ちなみに、「ペットフード安全法」とは何かといいますと・・・
以前海外で有害物質が入ったペットフードを食べてたくさんの犬や猫が亡くなった事件がありました
そこで、日本ではペットフードの安全を確保することが、動物愛護に繋がると考え、｢ペットフード安全法」を作ったのです
この法律では、有害物質が入ったフードの製造・輸入の禁止はもちろん、
飼い主様が安心してペットフードを購入できるようにパッケージの表示義務づけなどを決めました。

義務付けられている表示は以下の５つです。



名称
これは、犬用が猫用か分かる様に表示しています。

賞味期限
これは、栄養価や風味を保証できる期限を表示しています。

原材料名
これは、添加物も含め使用している原材料をすべて表示しています。

原産国名
製造された国名を表示しています。

事業所名と住所
事業所の種別と名称、住所を表示しています。
ちなみに、事業所の種別には、製造業者、輸入業者、販売業者があります。


５つの表示の３つ目、原材料に注目して詳しくご紹介します

ペットフードの原材料ですが、
パッケージの「原材料名」欄を見ると、一番はじめに書かれているのがメインになる原材料です
穀類や肉類、魚介類などが主です。
ペットも人間と同様食べ物から「体を作るタンパク質」や「皮膚や毛艶を保ちエネルギーを蓄える脂肪」、「体と頭を働かせる炭水化物」などの栄養を取ります
というわけで、これらの栄養を含む食物が原材料として多く使われています。

続いて、その他の原材料、添加物名の順で記載されています
では、添加物はなぜ入っているのでしょうか
実は、添加物には以下の３つの役割があります。



まず、一つ目。
ペットフードには犬や猫が生きていく上で必要な栄養基準が決められています。
それを満たすため、原材料の食物だけでは不足する｢ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」などの成分が添加物としてプラスされ、栄養バランスを整えています

二つ目について・・・


品質を保つために上記のような添加物がプラスされていることがあります

三つ目について・・・


ペットの食が進むように上記のような添加物がプラスされていることがります

このように、必要な栄養をしっかりとれ、保存もきき、おいしく食べられるようなフードを作るため多くのペットフードには添加物がプラスされています

原材料の表示の仕組みについて、ここまで簡単にご紹介いたしました。
ぜひ、愛犬のペットフードの表示を一度見てみて下さい
どんなものが含まれているのか、よくわかると思いますよ

特に、近頃は人間同様食物アレルギーを持っているペットも増えてきました
ペットフードの中に原材料として含まれ、
知らず知らずのうちにアレルギーのもとを与えている可能性もないとはいえません
あまり、過敏になりすぎるのもどうかとは思いますが、
人間と違い、自分でアレルギーのもとを避けて食べることが出来ないペットたち
元気に長生きできるよう飼い主様のサポートはやはり重要になってくると思いますよ

ちなみに、ペットフードは与え方や管理の仕方も大切です。
そちらに関しては、後日またご紹介したいと思いますのでお楽しみに