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カテゴリ:投資
私はあまり不動産以外の投資には手を出していないのですが、世の中、どちらかというと不動産投資というのは脇役であって、株式とか商品とか為替とかが、その開始するに必要な自己資金の少なさ(イメージではあっても)によりマジョリティを占めるのではないでしょうか。
確かに、不動産投資というのは労多くして得るものは少ない、と最近つくづく思います。(^^; で、この株とか債権や商品、為替など、こういった投資における必勝法、というのを御存知でしょうか? 「そんなものはない」というのが普通の答えですね。 でもここに「ある」という人が居るから本なども売れたりするのでしょう。 その中の一人、森田健さんという人が居ます。知る人ぞ知る、という感じの人ですが、けっして投資家ではありません。 彼は「不思議研究所」というのを主催している本業はソフトウェア開発会社の社長さんでもあります。 ただ普通の人と違うのは、 「神はいるか、私とはなにか、世界とは、時空とは、私達はどこから来てどこへ行くのか・・・」 という「問い」を若いときからそれこそ真剣に発してきただけでなく、 「では、自分でそれを確かめよう!」 と行動に移しているところです。そして自ら「不思議研究所」というものを設立し、その疑問に正面から挑むべく、世界中を旅して「不思議」現象を探求しています。 その彼の軌跡は、先に挙げたホームページにもいろいろ記載がありますが、彼が全くその実証精神からして真剣に考えていなかった「占い」というものに、ふとしたきっかけで触れることになり、その「実証精神」から、自分でそれを確かめなければならない性格もあってやってみた結果・・・ 占いの結果出た株式の特定銘柄を買って売っただけで、会社を立ち上げてから10年で蓄えた3500万円を全額をつぎ込んで、半年で1億7500万の利益を上げ、そのあとには、やはり占いの結果を信じて競売に参加し、プロの連中が24人も参加する中、紙一重で一等地の不動産を格安で仕入れることが出来た、というお話です。 多分、御存知の方も多いと思うのですが、そのことを書いた本「運命を変える未来からの情報」↓ を今読んでいます。 つまり、未来からの情報さえ得られれば、当然上がる株や商品もわかる、為替の動向もわかる、競売の落札価格もわかる。 であれば、「必勝」間違いなし、というものです。 本人も「占い」なんて、というところから出発して、それでは自分で確認してみよう、といういつもの行動がこの結果を生んだことから、本人自身が「占い」のばかにできない実効性を認めざるをえなくなる・・・ ただ、この著者の方向性は、それで儲けよう、というところになく、あくまでも「その有効性を確認しよう」というところから出ていることは注目に値します。 また、「ではなにか事故が起こる、と占いで出た場合、それをわざと避けなかったらその事故は本当に起きるのか?」という実験を試み、これまた事故に遭遇してしまう、という経験もしています。 でも肝心なのは、その場合、行動を変えることによって未来を変えることができる、つまり「運命」というのはあって、いわんやそれを予知できたとしてもそれを変えることができる、と結論している点です。 これはなにかしら「アガスティアの葉」に通じるものがあります。 ただ、この占い、私が感じたのは、「主観」が入る余地が大きい、ということ。 同じことをやっても「結果」が出ない人も多い、というより、そういう人が大部分ではないか、という懸念があります。 それでも、一発やってみよう、という方にはお勧めの一冊です。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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