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テーマ:海外生活(7790)
カテゴリ:アメリカ生活の日常
うちの息子が通う高校でインターナショナルナイト、という催しがありました。 生徒の国籍はまちまちなので、その国々の人が互いに自国の文化を紹介しよう、という主旨ですが、毎年、それぞれの国のグループがちょっとしたその国ならではの食べ物を作ってきて提供するもので、いまや、来場者の大半は、その食べ物が目当てのようですが・・・・(笑) アジア系、アラブ系、ヨーロッパ系、南米系、実にさまざまな国の人がおり、おそらく15カ国を超えているでしょう。 そして、その中でも大きなグループを形成しているのが韓国系とインド系です。 韓国系は、このアトランタは特に集中が激しく、総数で10万人を突破しており、今なお流入がつづいており、このまま行くと、アトランタは全米随一の韓国系人口の多い町になりそうな勢いです。 しかし、今現在で言うと、インド人はその数において、この韓国系を上回っているようです。 ちなみにうちの向かいの家も、隣の家もインド人です。(^^; このインド人、全世界には約1700万人の在外インド人がいるそうで、その中の170万人が米国、つまり約10%ですね。 そして、そのうちの64%が4年制大学卒、という高学歴、留学生は約8万人、しかも博士号取得者のうちの8割は米国に留まる(ちなみに日本人で米国に留まる率はたったの15%)という事実とあいまって、平均年収が日系と並ぶ$7万以上になっているようです。 また、その中でも8人に一人がミリオネアだという統計もあります。 他の統計によると、 ★在米インド人の60%以上が管理職・専門職 ★大学教員は5000名以上 ★医師は4万人以上で、全米の医師の5%を上回る ★全米のホテルの37%、モーテルにいたっては約50%を所有 ★専門職の中でもエンジニアが多く、例えばボーイング社では35%がインド系 ★シリコンバレーのエンジニアの33%、三分の一がインド系 などの数字があります。 一度、私にモーテル売却の話が来たことがありますが、そのオーナーもインド人でした。 逆に、皆さんご存知のとおり、アメリカ企業のインドへの投資もR&Dを中心に活発でインテル(3500名、10億ドル以上)、サンマイクロ(1000人、累計19億ドル)、マイクロソフト(1100名、1億4000万ドル)など、そうそうたる企業が並んでおり、これらも拡大基調です。 その人口の大きさと、やはり子女教育に熱心な国民性(実は、こちらの公文の教室などでもインド系が一番多いようです)があいまって、ますますインド人のプレゼンスはアメリカにおいても大きくなっています。 こういったインターナショナルな環境で、子供が教育を受けられる、というのは喜ばしいことなのでしょうが、最近のわが息子や娘の交友範囲を見ていると、なぜか、やっぱりインドを除くアジア系、つまり、韓国、中国、台湾などに偏ってきています。 せっかくの環境ですから、いろいろな文化的背景をもった友人とも幅広く付き合ってほしいものですが、どうしても類が類を呼ぶ、みたいな感じになるようです。 ともあれ、こういった環境で育ったわが子が、いったい、これからどのような生き方をしていくのか、その交友関係や、そろそろ真剣に考えなければいけなくなった進学関係も含めて、親としても真剣に見守ってゆく必要が出てきました。 10年後には、どんな状況になっているだろう? おそらく連れてくるボーイフレンド、ガールフレンドは十中八九日本人ではないだろうし・・・・ まるで予測がつきません(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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