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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:音楽
世の中、貯筋だとか、エクササイズだとかが流行っておりますが・・・・ 今日のお題は「ピアノのための筋力アップ」(笑) ピアノを弾くのに、筋力が居るのか?!と思われるかもしれませんが、これは確実に必要です。 しかし、その「必要な筋肉」というのが、普段、人間が生活する上で必要な筋肉と、ちょっと違う、というのが、今回の日記の趣旨。 ピアノをこれまで弾いていて、こんな筋肉の使い方、普通ではないよな、と思われるのが大きく二つ。 一つ目は、ある指を固定していて、他の指を動かす際の筋肉。 これは、筋肉だけ、というよりも、神経の分離まで必要なようで、これは単に筋力をつける、というだけでは済まないかも・・・・・ もう一つの方は、指を鍵盤から「離す」あるいは「上げる」筋肉。 これも神経と多少とも関係しているが、こちらはもっと「筋力」の比重が高いような気がする。 普通の生活で、手で何かを握る、という動作は、早くとも遅くとも、どちらの場合も「握る」という動作に必要な筋肉。 ところが、ピアノに必要な筋肉は、もちろん「弾く」つまり鍵盤を「たたく」「押す」という、普通の「掴む」動作と同様な筋肉も必要であることは当然だが、逆にすばやく「離す」、すばやく「上げる」という動作も必要になる。 ところが、こんな筋肉の使い方は、普通の生活ではしない。勢い、そんな筋力はついていない。 どれだけの筋力が必要か、というと、犬の散歩をしながら、手で「結んで開いて」を繰り返す。 この「結んで」も「開いて」も、できるだけすばやく行なう。 次に、指の一本一本を、これまた「分離する神経」の鍛錬を兼ねて、折り曲げる⇒伸ばす、という動作を、これまた出来るだけ素早く繰り返す。 これをやっていると、すぐにひじから下の筋肉が疲れてくるのがわかるし、なんと、散歩では息が上がったりしないのに、これをやっていると息が上がってくる!! それほど筋肉を酷使している、ということでしょう。 この特殊な「筋肉」が、ぜんぜん力を入れるつもりもなく、もちろん「息も上がらず」にずっと使い続けられるようになる、というのが「ピアノのための筋力アップ」(笑) 以前、ジャズピアニストの上原ひろみ(だったかな?)が、いつでも、どこでも、もちろんピアノなどない時、場所でも、例えば机を指で叩いて指の訓練をしているビデオを見たことがある。 あれだけ弾ける人でも、やっぱり「毎日の鍛錬」なんだなあ、と感心。 だったら、まだ鍛錬も何も、そんな筋肉なんぞ、使ったこともない私などは、それに輪をかけて「鍛錬」せねばならないことになるんですが・・・・・ まあ、犬の散歩中にやる、というぐらいでお茶を濁しましょう。 それに下手にやって腱鞘炎にでもなったら大変です(と、理屈をこねて、手加減する、という、大人のピアノならではの、障害物かもしれませんが。笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.11 07:21:42
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