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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2011.12.21
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カテゴリ:11本を読む
「ダルジール警視シリーズ」のうち日本で出版されている最新作まで、やっとたどりつきました。




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こんなに好きなシリーズは滅多にないです。
なのに、次作は今のところ日本では出ていないと思うだけで、ガックリ。
作者のレジナルド・ヒルが生存している(失礼!)ことに、望みをつないでいます。


ダルジールは、例の大けがの後、未だ本格的な復活は遂げていないのですが、この作品の最後では、いよいよフル回転に戻ってきたような感じです。

パスコーは、いよいよ大御所を抜いて大物への道を?と思わせましたが、神のごときダルジールはまだまだ君臨できそうでうれしくなりました。
一方で、パスコーの出世を支援する決心もしたようだし、ノヴェロにも最高の賛辞(働く意欲的な女子にとっては最もうれしい言葉)を送るなど、今巻のダルジールは‘いい上司’度が急上昇でもあります。


ストーリーはいつものごとく凝ってはいるものの、破綻などしません。
今回は24時間以内に解決したこともあり、若干軽めな設定か。


ヒルがすごいと思うのは、気丈な女性の描き方。
女ごころをわかってる!と思うときが多い。(男性作家にはやはり珍しい)
もっともそういう女性は、「男性的」なのかもしれませんが。
今回も、失踪した夫と今の恋人(夫の上司だった男性)の板ばさみになる女性は、白黒がはっきりした魅力的な存在です。
あ、悪党の姉弟の姉の方も、自分の器量でしっかり世の中を渡っていくところが、カッコよく描かれていました。


おりしも、AXNミステリーは「ダルジール警視」の連続放送がまた始まりましたので、全部のエピソードを録画しようと思います。
もう各回3回づつぐらいは見ているんですが、見るたびに発見もするんです。
当分、この世界から離れられません。





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Last updated  2011.12.24 00:56:57
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