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昨日は久しぶりに岡崎さんやセドローさんやイチローさん、モクローさん、そして碧鱗堂主人や古本界のマドンナ濱野さんと「なにわ」にてお酒をいただく。
古本話多数。ブックオフで流れる謎の曲の話。なかなか洗脳系のようだ。ふるほん文庫やさんの迫力について。 先日のHP上、黄麦堂夫人・田中栞さんの新刊のご案内の時、田中さんについて誤解してしまうような表記だったと指摘されてあわてる。 いいえっ!!田中さんは『古本屋の女房』平凡社刊 で、古本屋の女房の赤裸々な生活を笑い在りのエッセイにまとめられているのです。その中で離婚も《考えた》という表現があります。あくまでも《考えた》です。誤解なきよう。 田中さん、皆様、私の下手な表現でご迷惑をおかけしすみませんでした。 女性陣で昔の少女漫画話、現在の少女漫画の話で大盛り上がり。碧鱗堂さんも濱野さんも世代がある程度一緒なので『りぼん』で育った功罪についての会話は深いものがあった。 「片想いはすばらしい。地道に想っていればその先には幸せが…」(いわゆるアイビーマンガ。陸奥A子、田淵由美子、太刀掛秀子とか)となぜか信じ込んだ十代が恨めしい。ストーカー体質はこの辺が原因なのでは…。 もっと『ポップティーン』とかヤンキー系を読んで育てば今頃別のモテモテ人生があったかも…、と妄想を抱く。まぁ、無理だけど。 石坂洋次郎も好きだった。小中学生の頃石坂小説を読んで、高校生活はきっと男子女子であんな風に討論し合って自由に生きていくんだぁ!と思っていた浅はかさ。単純である。あ~。『りぼん』と『劇画アリス』を同時に読んで気合入れていた。本当に馬鹿。恥ずかしい…。 でも、久しぶりに読みたくなりました。石坂洋次郎、石川達三、西谷祥子。 モクロー家の地震対策などを拝聴。楽しい夜でした。 本日北風。寒い。すごしやすい秋はどこ? 新潟でまた大きな地震があったようだ。 月曜日に、北海道の海豹舎さんから朗報。 ●『北海道いい旅研究室Remix2ver2』が11月25日に発売になるそうです。 「800円。一昨年発売後あっというまに完売したRemix2の最後の増刷であります。混浴特集は最新版!!」 これは取次を通さないので、書肆アクセスでガンガン売ります。今、初回注文数を悩んでいるところ。明日まで悩もう…。 自前ご予約承ります。どうぞぉ~。 閉店近くセドローさんが来てくださった。(Z) ****************************** 新入荷です。 ●『東京かわら版11月号』佐藤友美編・東京かわら版刊・350円 →『東京かわら版』今月号は表紙が変わった!日本で唯一の演芸情報誌。インタビューは立川談春。巻頭エッセイは永六輔さん。 ●『自然と人間11月号』熊谷伸一郎編・自然と人間社刊・400円・ISBN4-902053-25-X →特集1「音楽のメッセージ力」。《ニホンポリティカル・ロック史 序論》では、頭脳警察『世界革命戦争宣言』『赤軍兵士の詩』からアナーキーの『アナーキー』『アナーキーライブ1994』ソウル・フラワー・ユニオンまでを紹介する。 ●『最新多摩のラーメン 感動の100店』多摩武蔵野ら~団著・けやき出版刊・1260円・ISBN4-87751-252-7 →「多摩のラーメン」第三弾、最新版です。マップがきちんとついていますよ。 ●『九億農民の福祉 現代中国の差別と貧困』王文亮著・中国書店刊・4830円・ISBN4-924779-82-2 →序文は一番ケ瀬康子氏。高級マンション建築ラッシュ、マイカーブーム、オリンピックなど、都市部「繁栄」の陰で、9億農民はどのような生活をしているのだろうか。中国農村部出身の、気鋭の在日研究者が現地調査と最新のデータを基に、深刻な事態を冷静に分析。自由・平等・人権を無視した実態を問うた先駆的研究。 ●『写真集 波照間島 祭祀の空間』アウエハント夫妻撮影・榕樹書林刊・2625円・ISBN4-89805-105-7 →アウエハント夫妻による長期の人類学調査の過程で撮影された秘蔵の写真が島の人びとの生活と神々との交歓を映し出した。 波照間島1965年の人びとのようす。 ●『中世景観の復原と民衆像 史料としての地名論 地域資料叢書8』服部英雄編・花書院刊・3500円・ISBN4-938910-68-3 ●『九州 鉄道の記憶3 心に残る駅の風景』宇都宮照信編・西日本新聞社刊・3675円・ISBN4-8167-0612-7 ●『hao vol.10』夢民舎「ハオ編集部」編・リコシェ刊・420円・ISBN4-902137-74-7 →小さな本の中のギャラリー。特集は「冬のあそび」。ビーズや布、編物など様々な手作り作品と作家が紹介されています。花作家・かわしまよう子インタビュー。 「いつかの休日」の本の紹介は、石田千さんが●『はなはみな』森澄雄著・ふらんす堂刊・1260円・ISBN4-89402-017-3 を紹介しています。森澄雄の全作品より妻を詠んだ句を集めた句集。 「 はなはみな、という題は、妻が夫の薬の包みにしたためた一句のなかのことばで、その句は、妻の墓碑銘になった。 -はなはみな いのちのかてと なりにけり アキ子 大切なことは、かんたんな言葉でつづられ、語りつがれる。 句集の余白は、ひとが華やぎ、実り、枯れていくありさまに、ゆったりと寄り添う。 沈黙を保つ余白によって、文字のつらなりは、揺るがぬことばになる。」(本文より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
やって参りました。愛読の書です。失礼しました。
http://great-goya2005.seesaa.net/ http://goya-book2005.seesaa.net/ (2005年02月27日 21時10分31秒) |
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