バネ妄想劇場「濡れ衣」最終話
「そういえば、スプリングマン。正義超人入りしたお前との面識は、今回が初めてだのう」キン肉マンが思い出したようにスプリングマンに言った。「ホントそうだね。悪魔超人時代は、本当にみんなに悪い事をしたと思ってる。その償いの為にも、これからは正義超人として頑張っていくよ」「おーっっ!よく言った!!これからも、共に頑張ろうぜ!!」そう言ってキン肉マンは、スプリングマンの背中を思い切り「バンッ!!」と叩いた。「わわっっ・・・!」力が入り過ぎたのか、スプリングマンは前のめりに倒れ、お尻が上を向いてしまった。プッ!!「済まん。転んだ拍子にオナラが出ちまった」「だあ~~~~っっ!!こりゃ堪らん!!」スプリングマンのオナラを至近距離で受けたキン肉マンは、鼻をつまんで堪らなそうに手で臭いを払った。「・・・やはり、さすがのキン肉マンも他人の屁はクサい訳か・・・」「もー!そんなにひどい臭いじゃ無いよっっ!!」感慨深げなバッファローマンに対して、赤面して言うスプリングマンであった(笑)。 (完)