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今日は(も)忙しかった。。
場所はここかな。と、ホールのピアノの位置を決めてから調律にかかる。 杉並公会堂小ホールでの場合、ベヒシュタインは一般的な感じより、少しだけ後ろに置いた方がどうも音が良さそう。 これは、声楽のコンサートの際、歌の声が良い位置から考えて出されたポジションを一昨日聞き、その当日に声楽のポジションとされた場所にピアノを置いた。 一昨日の東京文化会館小ホールでは板一枚前にするかどうかで悩んだようだ。 で、バスに乗ってショールムへ。 本当は会議をする予定だったが、諸事情で仕切り直し。 そして、八王子に向かう。 今日は、A先生の19世紀初頭のプレイエルが工房に届く日だった。 友人のI君と、横浜みなとみらいホールのレクチャーコンサートで使用されるので、その調整の開始日。 少し、元気を取り戻し、修復作業に取りかかった。 I君は、チェンバロが専門なので、限り無くチェンバロに近いフォルテピアノの修復はお手の物。 弦も、見た感じはチェンバロだし、華奢だ。 ショパンの手が実際触れていた物と同じであろう鍵盤の雰囲気に堪能し、アクションを引っ張り出す。 響棒が多い!そして、全てが華奢である。。が、スタインウエイに感じが似ているのだ。テオドアのアイデアも、多くここから取られたのだろう。独特な共通のアイデアが多い。 しかし、先日A先生宅でこの楽器に触れた時にも感じた事だが、ショパンは、今我々が耳にする多くの演奏のような響きを出せなかったわけで(楽器が明らかに違う)、現代の楽器で弾くのは反対では当然ないが、オリジナルの(だった)感じを掴まないと、作曲者に体する冒涜のようにすら思えるほど、スタインウエイとは違う。 さて、今日第一弾として、剥がれた枠を接着する作業に取りかかった。 膠でないとだめだ!とのI君の意見で膠での接着になった。 と、慌ただしく重要な仕事が目の前を過ぎ去ってしまった一日で、回想していたらどっ疲れが。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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(2007.05.01 09:45:30)
>かおりんさん
今日は、休みなのにご苦労様でした。 Iさんもキュートな君に喜んだ事でしょう。 >440さん おもろいよ。 I君が「俺ほとんど思い込みだから」 というので、 「440君と同じだよそれじゃあ」 なんて会話をしながら今日もやってたよ(^^) (2007.05.01 20:45:08)
日本語でなんて言うんでしたっけ、バイス?
その「あて木」は子供の積み木をお使いですか? 大きさといい、厚さといい、作業しやすい形だと思います。アイデアいただきましたが、積み木を手に入れるのが難しいかも… Iさんの「手つき」が懐かしいです。 (2007.05.02 05:23:05)
ーまーさん
>日本語でなんて言うんでしたっけ、バイス? 「はたがね」と、皆言っています。 >その「あて木」は子供の積み木をお使いですか? I君が、ゴミ箱で拾ってきたそうです。 最初、彼のお子さんの分を持ってきたのかなと思ったら、丁度良いのが捨ててあったからと。。。 良いアイデアですよね。 >Iさんの「手つき」が懐かしいです。 彼は元気ですよ。 話をしていると、25年前に時間が戻ります。 (2007.05.02 08:07:54)
少し後ろにというのはさすがだと思いました。
特に歌い手さんとの合わせではそれを目の当たりに実感しました。 またお世話になることと思いますので宜しくお願いします!! べヒシュタインって本当に素敵な楽器ですね!! 一度弾いただけでファンになってしまいました!! (2007.05.04 00:16:26)
尾崎貴幸さん
書き込みありがとうございます。 >またお世話になることと思いますので宜しくお願いします!! こちらこそ今後とも宜しくおねがいします。 (2007.05.04 08:57:15) |