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2016.04.03
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約20年前、小出郷文化会館でのピアノレッスン合宿がスタートした。当時の自分が30代半ばだった事を考えると、再月の流れの速さに改めて驚かされる。自分がここで得た経験が、知識の点と点を繋げる線になっていた確実な手応えを今感じている。今回が20回目のレッスン合宿だった。

ホールに納品したベヒシュタインを有効利用する為の意義ある企画を、というコンセプトの下、このピアノレッスン合宿がスタートした。
ドイツ音楽大学の教授によるレッスンを、ベヒシュタインとスタインウエイを使用し、大ホールのステージのという理想的な響の中で提供するという、文化会館が発信する事業として意義の高いものになった。
そして何よりも、ホールのスタッフや地域の有力者の方々のご尽力があり、この企画は20年継続できた。

多くの人を対象に動きにくい、という意味で、大手メーカーの行う音楽教育展開の中では実現することが困難な内容だと思うが、だからこそ、その真価を評価してくださる方々に恵まれたのではないだろうか。

芸術家の生みの苦労にはすざまじいものがあると思うが、ステージで演奏する場合という意味だけではなく、ピアノの演奏は本当に難しく奥が深いと思う。
複数の音が同時に進行していく中で、響の立体感と旋律の美しさを同時に把握しながら、これら全ての音色を同時に操るのがピアノだ。ある意味ピアニストは指揮者でないとならない。
R.マイスター先生のピアノのレッスンは音楽そのものの解釈のレッスンで、その様子を見聞きしていると曲の持っているそんな凄さ・深みが見えてくる。

Bechstein Piano Lesson


聴き手は表現への関心が高くなればなるほど、名だたる作曲家がいかに天才的だったことを改めて認識できる。そして、その楽曲の表現の奥行きを感じる時は心打たれ涙さえ流れてくる。

更に、いい形でできる限り長く続けていけることを願ってやまない。





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最終更新日  2016.04.03 17:20:35
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