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2017/12/20
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カテゴリ:会長日記
昨日の年金積立金の<10兆円預金>の話から、実は、この世の中で、10兆ドル札とか、100兆ドル札というとんでもない高額紙幣を、発行した国があることを思い出しました。

アフリカ南部のジンバブエで、人口 約1,500万人弱、世界最高齢の国家指導者・93歳のムカベ大統領が、37年間 独裁を続け、先月21日に辞任したことで有名です。

ジンバブエは、1980年に建国。ジンバブエ・ドル札を発行、その後10年間程は、経済も順調だったようですが、2008年にはウルトラハイパーインフレに落ち入り、100兆ドル札を発行。

想像もできませんが、「1セントから100兆ジンバブエ・ドル迄の幅広い額面の銀行券を発行」、多い時には、90種類もあったとのこと。
紙幣を持ち歩くだけでも、大層な荷物になりそうです。

もう一つ信じられないことですが、「非常に大きな数字に対応できるようになるためのトレーニング法」を開発したジンバブエ準備銀行の総裁が、2009年にイグノーベル賞を受賞したそうです。

なお、この記念すべき「100兆ジンバブエ・ドル紙幣」は、日本国内では独立行政法人の国立印刷局が運営する「お札と切手の博物館」で、展示されているそうです。

しかし、この国のムカベ大統領は、37年間私腹を肥やすためにやりたい放題をしたようで、この多くの紙幣発行も、私腹を肥やすためドイツの印刷局とたくらんだことだそうです。

分単位でインフレが進む中で、紙幣を発行する意味がなく、結果として自国通貨を放棄することになりますが、愚かな独裁者が、何処まで国をダメにするのか、その見本のようです。

合掌









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最終更新日  2017/12/21 08:42:24 AM
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