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2018/09/29
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カテゴリ:会長日記
当社はカレンダーと同じく、12月決算ですから、今月で3/4が経過しました。
日次決算ができる体制になっていますから、年初の目標に対する結果は、誰もが承知しています。

実は、受注・売上とも90%以上は達成しているのですが、京セラ会計学では、完璧主義の原則というのがあり、「100%でなければ、達成とは言わない」とあります。

来月からは、愈々締めの3ヶ月です。
この3ヶ月で、100%に持っていけるか、真剣勝負の3ヶ月になります。

それとさらにキャッシュベース経営の原則というのがあります。
それは、「儲かったお金はどうなっているかを考える」です。

会社は年度末を区切りとして、その年度の業績を出します。売上がいくらで、経費がいくらで、どれだけの利益があがったかを計算します。

しかし、会計上は利益が出たとしても、その分のキャッシュが手元にあるとは限らないのです。

その理由は、利益が現金以外にも、在庫の形を変えていたり、新規設備の購入にあてられていたり、請求書は送ったがまだ集金されていない売掛金となっていたりと、さまざまなところに散らばっているからです。

このため実際は黒字なのに、銀行からお金を借りるというおかしなこともよく起こるのです。しかし、経営のベースとなるのは、手元のキャッシュなのです。

それを増やすためには、在庫は最小限に抑え、新規設備は早急に生産・販売に結びつけ、売掛金は早期に回収するなどの努力をすることが重要なのです。

会計上の利益が出ているからと安心するのではなく、「儲かったお金は、どこのあるのか」を考え、手元のキャッシュを増やすよう努力していくことが、キャッシュをベースとして経営していく前提となるのです。

合掌









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最終更新日  2018/10/01 09:04:20 AM
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