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2021/07/07
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カテゴリ:会長日記
われわれ人間は、生きていく中で、常に判断を迫られる。特に、経営者は、些細な問題であっても、判断をひとつ間違えれば、会社の存続にかかわってくる。

 その時、人は往々にして損得を、基準に判断して誤ってしまう。
私は、人間として正しいか正しくないか、よいことか悪いことか、という正不正、善悪を判断基準にしてきた。

 経営も、人間が人間を相手に行う営みなのだから、そこですべきこと、あるいはしてはならないことも、人間としてのプリミティブな規範にはずれたものではないはずだ。

 人生も経営も、人間を律する道徳や倫理に則して行われるべきだし、また、その原理原則に従えば、大きな間違いをしなくて済む。



 稲盛塾長から習ったことで、一番ド真剣に語られたことは、「私たち人間が、生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか?」と、問いかけられた時のように思います。

 「この世へ、何をしに来たのか?」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれた時より少しでもましな人間になる、即ちわずかなりとも、美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。

 俗世間に生き、様々な苦楽を味わい、幸不幸の波に洗われながらも、やがて息絶えるその日まで、うまずたゆまず一生懸命生きていく。

 そのプロセスそのものを磨き砂として、おのれの人間性を高め、精神を修養し、この世にやってきた時よりも高い次元の魂を持って去っていく。

 塾長は、「このことより他に、人間が生きる目的はないと思うのです」ということでした。

 合掌





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最終更新日  2021/07/07 11:04:42 AM
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