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2021/09/09
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カテゴリ:会長日記
アクテック(株)は、1990年から31年間、精神障がい者の就労支援を続けています。
その関係で、多くの施設や関係者の方が、工場見学に来られます。

その時に、当事者が大変難しい仕事をしていることに、感心されるとともに、工場がきれいに整理整頓・掃除されていることを褒められます。

これには、それなりの理由と長い戦いがあります。
まず、現在の工場は、1980年に労働省の作業環境改善資金を借りて建設され、労働基準監督署の厳密な検査を受けました。

朝晩の掃除は創業当初からの習慣ですが、当時の職人さんは、就業時間の前とか、作業時間内に掃除することを許しませんでした。
障がい者の就労支援を始めてから、時間内でもOKになりました。

しかし、現在は、逆に、障がい者の人たちは、絶対に就労時間内は掃除をしません。パートや社員の一部で、就業時間が近くなると掃除する人もいますが、彼らは絶対にそうはしません。

また、朝早く出勤した全部門の社員やパートの人達は、前日掃除したにもかかわらず、当日の段取りをすると共に、これから仕事をする場所の整理・整頓・掃除をしています。

これがアクテックの社風と言えるようになったのは、やはり、アメーバ経営を導入し、小集団部門別採算制度になってからでしょうか。
早く来た人から、当日の段取りをし、掃除をしているのです。

なんでもないことですが、仕事場をきれいにするということが、いかに難しいことか。
時代と共に、働く人達の考え方や時代背景も変わりますし、いろいろ勉強しました。

合掌





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最終更新日  2021/09/09 01:06:35 PM
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