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山形県米沢市が発注した「米沢市座の文化伝承館」の土蔵改修工事の入札会で、参加した16社のうちの1社がこの工事に関する談合があったことを明かしてしまったため、入札中止になったという「珍事件」が起きました。
これを伝えた毎日新聞の記事によると、入札後の最低金額の発表の際にこの業者が異議を申し立て、 「今回は自分が落札する順番だった。ルール違反だ」 と主張したそうな。 でもって、入札を行った市契約検査課の職員が「談合しているのか」と確かめると、「そうです」と認め、「他の15社の積算内訳書を作ったが、1社だけ受け取らなかった」と説明したとのこと。 で、その14社の入札価格は同社作成の価格と同額で、なおかつ受け取らなかった、とされた1社は最低金額を提示した業者だったということですから、これは確かに談合をしていたとしか思えない話なんですが、なぜか15社はその事実を否定しているとのことで。 ばらしちゃった方も、そんなバレバレの数字で合意した他社も、14社が同じ金額だったのにそういうことに気がつかなかった(というかそういうフリをした)市側も、全くもって情けない限り、という話でした。ああ、日本の夜明けは遠い。 ちなみに、山形新聞の記事を検索してみると、過去にも米沢市では ・2001年11月:老人福祉施設 ・2003年9月:県の測量設計 で談合があったそうで、性懲りもない、というか・・・ でももうひとつ気になるのは、このご当地の山形新聞の記事検索では上記の談合バラシの記事が出てこない、ということ。何だかきな臭いなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/01/17 05:22:30 PM
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