カテゴリ:世の中の話題から
初めて人前で歌を歌った15歳の日本人の少女が、それを聴いてほれ込んだイギリスのレーベルが近く彼女と正式に契約し、5月にイギリスでデビューする、という音楽版のシンデレラストーリーの話がスポニチに載りました。(記事のサイトには彼女の写真もあります)
舞台はフランスのカンヌで行われている国際音楽見本市(MIDEM)。その「ジャパン・ナイト」で500人の聴衆を前に歌った山口県の高校生、SATOMIは、観客から盛大な拍手と「ブラボー!」の声を浴び、ライブ終了後はトップスターのような人垣ができたそうな。 で、イギリスの「クリエーション」グループ(オアシス、プライマル・スクリームら世界的な人気アーティストを多数抱えている会社)と近く正式に契約し、グループのR&Bレーベル「ヒップトーンズ」から5月にデビューする予定ということだそうで。 ちなみに、その彼女の声を聞いた人たちのコメントは ・クリエーション社のスティーブン・キング副社長:「これまでの日本、アジアの歌手へのイメージでは想像できないほどインパクトのある歌声」 ・プロデューサー兼作曲家ヴィンセント・ディジョージオ氏(ステイシー・オリコ、ケリー・ローランドらの作品を手掛けている):「是非一緒にやろう」 ・フランスのマネジメント会社社長:「15歳とは思えないセクシーさと歌唱力。世界で大ブレークする可能性がある。フランスでやる時は是非」 と絶賛の嵐。 でもって、このライブは彼女にとって人前で初めて歌ったことだったそうで、緊張しないように、とお母さんが作ってくれた5円玉12枚で作ってくれた特製ブレスレットを左手首にしていたとか。 彼女いわく、「シンプル・イズ・ベストです。お母さんのおなかの中にいた時からダンスミュージックを聴いていたから、自然と体が動いた。気持ちよかったぁ」ということですが。 ・・・まあかなりビックリな話ではあるし、ぜひ一度その声を聴いてみたいんですが、でもちょっとこれ、出来過ぎじゃないかなあ? だって、山口の素人の高校生がどうしていきなり世界的な音楽見本市でライブができたの?とか、人前で初めて歌った、とか、各方面から絶賛の嵐、とか、終わったら人垣、とか、5月にデビュー、とか、すでにレーベルも決定している、とか、あまりにもドラマチックだし、全ての段取りがスムーズすぎる。 デビューの際に伝説を作ることにより、話題性を高める、という彼女のプロジェクトチームかブレーン(絶対にいるはず!)が仕掛けた「奇跡の夜」のストーリーだと思います。 ただ、メジャーなアーチストを抱えるレコード会社と正式に契約したり、日本じゃなくてイギリスでデビュー、とか、彼女に実力があることは間違いないと思いますから、今後要注目、であることは事実。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/01/27 06:52:26 PM
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