カテゴリ:世の中の話題から
最近、地域おこしイベントの話題がいくつか目に付いたので、2回に分けてご紹介を。
まず最初は、山形県天童市で行われる『平成鍋合戦』。(右のイラストはこのイベントのキャラクター、「なべ丸くん」) 今回で11回目を数える、地域おこしイベントとしては老舗の部類ですが、 平成鍋合戦の公式サイトによると、 「天童の地を会場に決戦が行われる、武器を使わない味を競う平和な味合戦である」 というものなのだそうですが、もうちょっとわかりやすく言うと、 言葉天童商工会議所が主催するもので、県内各地の有名な鍋(とろべこ汁、どんがら汁等)や天童温泉各旅館、料亭、レストラン、外国人団体等の自慢の鍋・約35種類が一堂に会し、味を競うイベント。優勝した鍋に「鍋将軍」の称号が与えられる ということ。 しかし何よりも驚いたのはその動員数。イベントの様子を伝える河北新報の記事によると、なんと一日で約4万人を集めたそうな。 でもって、今年の出店鍋は、初陣の9団体を含む34団体から35種類の鍋がエントリー。 地元天童の「天童織田藩大八鍋」や東北各地や首都圏、北海道に加え、国際交流団体の手による韓国、ニュージーランド、イタリアの鍋なども「出陣」したというから、このイベントの盛況振りがわかります。 なお、その激戦を勝ち抜き、第11代鍋将軍となったのは、相馬市観光協会の「松葉ガニ相馬鍋」。その他、入賞鍋は以下の通り: ・第11代鍋将軍:松葉ガニ相馬鍋/相馬市観光協会 ・第11代鍋の局:黒潮いわしのつみれ”ザ・カリー”鍋/神栖市波崎商工会青年部 ・第3位:米沢牛とろべこ汁/米沢商工会議所青年部 ・入賞:庄内どんがら汁/酒田商工会議所青年部 ・入賞:(昭和の味)牛腹腹鍋/昭和51愛友会 ・入賞:中国瓦房店「海鮮松茸鍋」/友好都市瓦房店委員会 ・入賞:山形夢ちゃんこ「ふぐ」ひれ酒付/山形商工会議所青年部 ・入賞・灼熱!蔵王樹氷鍋!!~ぜいたく豆乳仕立て~/山形県リハビリセンター 11年も続き、これだけの動員をもたらしている要因のひとつは、単に地元の伝統的な味だけにこだわらず、その裾野を着実に広げていった、という「懐の広さ」にもあると思いますが、一度行ってみたいなあ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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