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2006/05/07
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カテゴリ:世の中の話題から
日経BPコンサルティングが毎年行っている消費者・ビジネスマンを対象としたブランド評価、『ブランド・ジャパン2006』の結果が4/21に発表されました。

そのトップ50のうち、BtoCおよびBtoBそれぞれ(要するに消費者とビジネスマンそれぞれ)のランキングトップ20位は:
※今回順位(前回順位)ブランド名:今回偏差値(前回)、の順で

[消費者対象] ※商品・企業ブランド
1( 2) スタジオジブリ: 87.9 (88.3)
2( 4) トヨタ自動車:  82.3 (82.6)
3(61) セブン-イレブン:81.3 (67.1)
4(13) パナソニック:  80.9 (76.4)
5(24) ホンダ:     80.5 (73.9)
6( 7) ヤフー:     80.1 (79.6)
7(25) ウィンドウズ:  79.4 (73.1)
8( 1) ソニー:     78.5 (93.0)
9( 7) シャープ:    76.9 (79.6)
10(15) 東急ハンズ:   76.8 (76.1)
11(11) キャノン:    76.6 (76.7)
12( 3) ディズニー:   75.9 (85.3)
13(22) モスバーガー:  75.7 (74.5)
14(10) 日清食品:    75.6 (77.1)
15(75) iPod:      75.1 (65.5)
15(63) グーグル:    75.1 (66.8)
17(19) 無印良品:    74.8 (75.2)
18(37) コカ・コーラ:  74.3 (70.2)
19(18) ザ・ダイソー:  74.1 (75.2)
20(12) キリンビール:  73.4 (76.5)


[ビジネスマン対象] ※企業ブランド
1( 1) トヨタ自動車:  113.9 (117.0)
2( 2) 本田技研工業:  97.9 (98.8)
3( 5) 松下電器産業:  88.7 (84.5)
4(16) 松下電工:    88.2 (72.5)
5( 4) キャノン:    87.9 (84.9)
5( 3) ソニー:     87.9 (93.9)
7( 8) マイクロソフト: 78.5 (75.8)
8( 6) 日産自動車:   76.7 (84.0)
9(11) シャープ:    74.7 (75.5)
10(18) ヤフー:     73.8 (71.2)
11(37) サントリー:   73.1 (65.0)
12(33) NEC:     72.1 (74.1)
13(12) ヤマト運輸:   72.0 (74.1)
14(100)スターバックス: 70.6 (56.3)
15(47) ソフトバンク:  70.3 (61.9)
16(25) 日立製作所:   69.9 (67.6)
17( 8) アイ・ビー・エム:69.6 (75.8)
18(36) セブン-イレブン:69.2 (65.1)
19(31) ブリジストン:  68.8 (66.8)
20(20) フジテレビ:   67.4 (68.9)


日経BPコンサルティングのプレスリリースによると、今回のポイントは:

・スタジオジブリ:
 ・初の総合力首位(2004・第5位、2005・第2位)
 ・03年に千と千尋の神隠し」が米アカデミー賞長編アニメ賞を受賞
 ・05年に「ハウルの動く城」が日本映画興行収入ランキングの第1位、その後のDVDセールスも伸びた
 ・男性/女性/29歳以下/30歳代/40歳代/50歳以上という属性別のランキングのいずれもトップ4までにランクイン
 ・ブランド総合力を構成する4因子のうち,フレンドリー(親しみ)とアウトスタンディング(卓越)の2因子のランキングでも第1位
 ・イメージ項目「共感する,フィーリングが合う」では,ブランド・ジャパン2002から5年連続で第1位となった。

・トヨタ自動車:
 ・BtoC編ではこれまでの最高位
 ・ブランド総合力を押し上げているのは,イノベーティブ(革新)因子で,この因子のランキングで第3位
 ・ハイブリッドカーの先駆的存在である同社の「プリウス」もイノベーティブ(革新)因子ランキングで第7位となり,ブランドの構成要素の強弱が相似を取る

・セブン-イレブン:
 ・コンビニエンスストアがトップ3にランクインしたのは,今回の調査が初
 ・品揃えの良さや来店客に対するサービスを評価する記述が目立った

・ソニー:
 ・昨年首位だが今回第8位
 ・16の評価項目中,15項目で2005のポイントを下回った。特に落ちたのは
 ・「時代を切りひらいている」(63.4%(2005)→39.4%(2006))
 ・「ステータスが高い」(57.9%(2005)→39.6%(2006))
 ・「勢いがある」(25.7%(2005)→10.5%(2006))においては2005と比べ
 ・ただし06年に入って液晶テレビの新ブランド「ブラビア」が好調で、中鉢新体制の下,ブランドの貯金を再度増やす施策で,ブランド力回復の可能性は十分にある

・携帯電話3キャリア(au,NTTドコモ,ボーダフォン):
 ・2005より3~4ポイントいずれも上昇し,順位を上げた:電子マネー機能,新料金プランの設定など,次々と新サービスを始め,消費者を飽きさせない努力が実った形

・家電量販店ブランド:
 ・強気の出店攻勢をみせるビッグ4はすべて順位を上げた
 ・ヨドバシカメラの上昇ポイントが最大(290位→73位):2005年の4月に宇都宮,9月に秋葉原、11月に横浜に相次いで大型店舗を構えたことも影響
 ・ヤマダ電機が2005の161位から111位、ビックカメラが2005の149位から118位へ、コジマも2005の296位から235位に

・アディダス:
 ・調査開始以来このカテゴリーで初の首位を獲得し、05までトップだったナイキを僅差で抜いた
 ・構成因子,イメージ項目別に見ると,アディダスは「親しみを感じる」「なくなると寂しい」などフレンドリー(親しみ)因子のポイントが高いのに対し、ナイキは「ステータスが高い」「かっこいい,スタイリッシュ」などのアウトスタンディング(卓越)性が強く出ている
 ・20歳代の評価が他の年代に比べ高いという結果も

・iPod、15位に:
 ・2005でブランド総合力ランキング第75位だった「iPod」は今回第15位までランクアップ
 ・イノベーティブ(革新)ランキングでは,第1位となった。

・BtoB編:3位に松下電器産業、4位に松下電工:
 ・今回もトヨタ自動車がトップを独走,これを単独で追う本田技研工業,3位以降は,集団を形成という形になっている
 ・「総合力」ランキングでトップの座を堅持したトヨタ自動車は「総合力」を構成する5つの因子のうち「先見力」「人材力」「信用力」の3因子のランキングで首位
 ・本田技研工業は「活力」「人材力」「信用力」の3因子のランキングで第2位に

 ・2005からの上昇では,スターバックスコーヒーが躍進:サントリーがチルドコーヒー製造・販売権を取得し,「スターバックス」ブランドのRTDを2005年9月から首都圏のコンビニエンスストアで販売開始したことも貢献、関東圏回答者のブランド総合力が大幅に上昇



といったあたりだそうなのですが、個人的には
・なぜ今年になってジブリが一位?
・iPodも確かにすごいが、同15位で昨年の63位からジャンプアップのグーグルも注目
・なぜ松下電器の子会社の松下電工がキャノンやソニー、マイクロソフトなどを押さえて4位に上昇?

といったあたりが気になりました。





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Last updated  2006/05/15 01:09:55 AM
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