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カテゴリ:ADHD
40代でADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断され毎日が困難なとりさん(管理人)です。
数記事前に『大人のADHDとキューブラー・ロス』と題して自身の発達障害を受容していく段階を キューブラー・ロスの提唱した「死の受容モデル」になぞって当てはめてきたのですが… どうもしっくりこない なので私なりに『ADHDの受容モデルを』僭越ではありますが展開したいと思います(汗 ![]() ADHDの受容5段階
しかし自分では努力しても、頑張ってもどうしても乗り越えられない見えない壁が立ち塞がっていました。 その得体の知れない怪物が診断結果(ADHD)という形でとうとう姿を現したのです。 だから納得するのです「コイツが原因だったのか!?」と… それと同時に安堵もします。 まるで真っ暗闇の中を光源も持たずに手探りで進むようなものですから… 私にとって診断結果は 足元を照らす光です ② 卑下 :「とうとう俺も障がい者だな…」「底辺の仲間入りだ」「終わったな…」 など自分を否定しだします。 そこからなかなか前向きに思考を転換させることが出来ません。 ③ 依存 :卑下思考になると、追って依存傾向が顕著に表れます。 仕事でミスしたり、忘れたりすると「これはADHDのせい…自分のせいじゃない」と 障害への依存が始まります こうなると坂道を転げ落ちるように事態は悪い方向に向かいます。デス・スパイラルに突入します。 ![]() 自分の抱えてる問題の根本が、メカニズムが解明されていない障害であるという事。 それは… 努力や工夫でカバーできない 「解決不可能な課題」を突き付けられたも同然なのです。少なくとも普通の生活を送ることさえ困難なのですから…。これは大きなハンディキャップです。 障害のせいだと開き直ることもできず。まさに迷走状態… 明確な治療法もなく…。この時期は本当にどうしたらいいかわからず日々ウェブサイトで情報を憑りつかれたように読み漁っていました。 ④ 受容 :最終的には「付き合っていくしかない」と考え方が変化していきます。 日々ウェブサイトを読み漁っていくうちに、同じ悩みを抱えた人が多いことに気づきます。みなさんなりに色々と前向きに取り組んでおられることを知りました。 ある人は投薬を続けながら現場で活躍し、またある人は自分に向いている(合っている職種で)成功を収めたり。 自分と向き合うことで(この障害と向き合うことで)自分を取り巻く環境を改善させることが出来ることを自らの経験談で示して頂き大変勇気づけられました。 ⑤ 諦観 :そして諦めから悟りの境地へ… ADHDが自分の特性(個性)だと受容したあとは結構落ち着きます。 意外と俯瞰で自己を見つめることが出来ます。 相変わらず職場では怒られてますが(笑) そして困難さは変わりませんが、迷いはありません。 私はこの障害と本気で向き合い 残りの人生を 笑って過ごせるようにしたいから 私はまだ薬物投与を受けていませんが、主治医と相談して薬物治療をはじめ、今後はそれらの効果についてもこのブログで公表していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 7, 2017 11:42:19 AM
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