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カテゴリ:Premier League
水曜日はセリエ、リーガとリーグ戦が行われ、その他の国では国内カップ戦が行われた。
日本代表の俊輔が所属するセルティックはリーグ戦を戦い、5対0の圧勝。俊輔自身も4点目をFKで決めた。木曜日の地元紙は、ハットトリックを達成したペトロフよりも高い採点をつけた。「サン」紙にいたっては「9」(10点満点中)と大絶賛。ここ何試合か厳しい目で見られていただけに、日本人としては嬉しい限り。 プレミアでは、リーグ戦は無く、その代わりに「カーリング・カップ」が行われた。この「カーリング・カップ」を日本で言えば、レギュレーションこそ違うものの、ランク的にはナビスコ杯のようなもの。ちなみに「カーリング」とは、このカップ戦のスポンサーの名前で、俊輔のセルティックのユニフォームの胸のスポンサーと同じ会社。 そのカーリング・カップ3回戦が行われ、チェルシーがチャールトンと対戦。 DFテリーのゴールで先制するものの、すぐ後同点ゴールを決められ同点。PK戦にもつれこんだ試合は5対4でチャールトンが勝利した。チェルシーは今シーズン公式戦初黒星を喫した。 今シーズン、マジで4冠{リーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ(日本で言う天皇杯)、カーリング・カップ}を狙うって宣言してたチェルシーとモウリーニョ。個人的には「そんなことさせてなるものか!」と思う反面、「チェルシーの試合を見るたびに「このチェルシーなら・・」とかなりビビッてた。そやから4冠の可能性がなくなったことはメチャメチャ嬉しい。 この日の試合では、先のリーグのエバートン戦から7人の選手を入れ替えて試合に臨んだらしい。試合を見てないから詳細は分からんけど、たとえPKでも負けは負け。それでもモウリーニョは強気で、 「我々は上手くゲームを支配して勝利するにふさわしい内容だった。 チャールトンはとても幸運だったね。 いくらビッグクラブといってもトーナメントで敗れることはありえる。 ただ私はこの試合で負けたとは思っていないがね。」 と試合後にコメントを残してる。 たとえ勝利するにふさわしい試合をしてようが、運がなかろうが、負けてないと思おうが、結果として残るのはチェルシーの負けのみ。モウリーニョの色んなコメントを読むと、勝った試合の時は、自分たちを批判する周囲に対して 「もっと尊敬しろ」 「チェルシーのサッカーのどこがつまらないって言うんだ?」 とか言いながら、引き分けた時や負けた時は、 「審判のミスがなければチェルシーが勝っていた」 とか上のような言葉、さらには昨シーズンのチャンピオンズリーグのバルセロナ戦のようにありもしない癒着を、堂々と言ってのけたり・・。要するにモウリーニョはお山の大将。勝てば自分(達)は素晴らしい、負ければ言い訳に終始して自分の非を認めず、相手をたたえることもあまりしない。 ぼく個人的には、モウリーニョを認めてる部分はある。ポルトを率いてUEFAカップ、チャンピオンズリーグを2年連続で優勝させた手腕っていうのは素直に賞賛できる、リスペクトできる部分。ただ、本心かどうかは別にして、試合後のコメントについてはリスペクトできない。モウリーニョ流のジョークなのか、相手を見下す発言は監督してあまり褒められたものではないと思うし、言われたほうもいい気はしない。例えばファギーやベニテスのコメントには必ず相手をリスペクトするような言葉がある。まぁだからこそモウリーニョの言葉はマスコミの格好のネタになって色々と言われてるんやけど。 何はともあれ、これで4冠はなくなった。ユナイテッドはまだ4冠の可能性がある。そして、チェルシーとユナイテッドがぶつかるのが11月の6日。その日も今回のように言い訳がましく話してるモウリーニョが見たいもんや。 ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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