映画「パレード」
初日にバルト9に行ってきました。原作:吉田修一監督:行定勲出演:藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介映画の前に舞台挨拶。登壇者は、行定監督・藤原竜也・香里奈・林遣都それぞれの印象や映画に対する思いなどを話してました。遣都くん、なかなかの自由な発言で場をなごませてくれる。あれは計算か?天然か?(笑)映画でのサトル役もかなりインパクトがある。最後の表情はちょっと忘れられない(竜也くん演じる直樹の表情もだけど)。あんな表情が出来る人なんだ~(って、彼の作品ほとんど知らないんだけど。小公女セイラくらい・・・)。監督いわく、サトル役は新人ポジションなのでオーディションを重ねたらしい。(最初に竜也くんと小出くんが決定、それから女性陣)でもなかなか監督がいいと思う子がおらず・・というときにプロデューサーが切り札を出してきたそう。「林遣都はどうですか?」「あ、それはいい!(戦慄が走ったらしい) でも彼がやってくれるかなあ~」「かなり乗り気のようです」という流れで決まったらしい。遣都くんは「この映画がいいたいこととか難しいことはわからないけど、この役をできなかったら役者をやめてもいいと思ってます」と当時監督に言ったそう。「いろいろ悩んでいた時期なんです・・・」と遣都くんぼそっと言ってました。あれ~なんだか林くんの話ばかりになっちゃった。それほど印象に残ったということですね。「パレード」は現代の(都会の)若者には共感できる映画なのかなあ。残念ながら、九州出身で40代の私にはなかなか理解しがたいストーリーでした。原作ではもう少し身近に感じられたんだけど、映像になるとどうも・・・結末は原作と少し変えてあり、どちらがよいかは好みの問題でしょう。映像なら、こっちのほうが効果的かな。この後、5人の関係はどうなる?それを想像すると背筋が寒くなります。とにかく、なんか重~いもの、不可解な、イヤ~な気持ちが残りました。どよよ~ん、です。でももう1回は見たい。今日わからなかった部分がわかるかもしれないから。(エンドロールに黄川田くんの名前があったけど、本編では気づかなかった。そこもチェック)ストーリー的にはもやもやしたものが残ったけどとりあえず5人の若い役者の演技には注目!です。