きゅうかくうしお(辻本知彦+森山未來) vol.0 公演
急遽発表になったスペシャルな公演きゅうかくうしお(辻本知彦+森山未來) vol.0 公演8/28(土)・8/29(日)の全3回。私が見たのは日曜の昼公演です。場所は原宿のVECANTというアートカフェ(かな?)2階はスタジオになっていて、座布団やベンチ、ソファなどが、階段形式で置いてある。客席は100人くらい。音楽機材やテーブル、天井からは裸電球。そこでトモくんと未來くんがなにやら喋りながら準備。ぼそぼそ二人で喋る様子は、見ていて楽しい。辻本くんは夏が似合うね。頭は坊主でしたよ。未來くんは金髪。年齢より若く少年に見えました。そうこうしているうちに、音が鳴り始め、パフォーマンスが始まる。こういうコンテ系のダンスは文章で表現するのは難しいのだけど若者の自己追及?海に行きたいのに、戻ってきてしまう青年。(坂を上って、階段登って・・・海に行き着くはずないよね、上に向かってるもん)流れやダンスはとくに新鮮ではない。観客に見せるというより、自己表現に終始しているように思えました。すごく複雑な難解な動きをしているのに、私にはもぞもぞ動いているようにしか見えない。しかも場面によっては真っ暗(電球の灯りのみ)で、せっかくの動きも闇の中。もったいないわ~目新しいなと思ったのは、台詞があり会話をしながら踊ること。会話も即興風。未來くんは役者だから上手いのは当然ですがトモくんがあんなに自然に言葉を発するなんて・・・(笑)前日にDDのワンダードリームのDVDを友達と見たばかりだったので(あの小芝居ったら!)、流暢に台詞を喋るトモくんが不思議に思えました。丸いテーブルの天板の上でタップを踊る未來くん。赤いざらざらした塗料がこぼれていたように見えた。ざらざら音とタップの音が入り混じる。途中、トモくんの姿をカメラで撮影する(マークみたい)。ダンスと映像って切り離せないアイテムなのね~最後は暗闇から外に通じるドアの向こうへ消えて終わり。1時間10分くらいだったかな。背もたれがないベンチは腰に響く~コンテンポラリーダンス公演をプロデュースする方たちに言いたい。座り心地の良い座席を用意してください~ダンスを見るのは大好きだけど、ダンサーではないので、硬い椅子は辛いです。支える筋肉ありませんからっ。ま、でも今回は段差があるだけまだいいかな。フラットな床に座布団席だけってこともあるので。ともあれ、2人のコンビネーションは抜群で、気が合うんだろうな~という空気が伝わってきた、そんな印象です。会場はとてもよかったので、ぜひまたあそこでダンス公演をやってほしい。終演後は会場前の通りに、2人が出ていてお客さんとお喋りしてました。青や赤の絵の具を顔や体に塗りたくっていたので、日の光の下で見ると、ちょっと妙でした(笑) 非公開日記 (秘密日記は記入されていません)