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北の夕鶴2/3の殺人 島田荘司
島田荘司さんのウィキペディアを見ていたら、 伊坂幸太郎さんの発言が載っていて、 そこに伊坂幸太郎さんの著作ベストが載っていました。 『KAWADE夢ムック 総力特集伊坂幸太郎』によると、著作のベスト5は 『北の夕鶴2/3の殺人』 『奇想、天を動かす』 『暗闇坂の人喰いの木』 『水晶のピラミッド』 『アトポス』 また、2013年5月発売『本の雑誌』「伊坂幸太郎が選ぶ島田荘司の10冊」 は前述の5冊に加え、 『夏、19歳の肖像』 『御手洗潔のダンス』 『ロシア幽霊軍艦事件』 『涙流れるままに』 『アルカトラズ幻想』をセレクト。 とありました。(島田荘司Wikpediaより) どれも読んだことがないので、「北の夕鶴2/3の殺人」を読んでみました。 吉敷竹史シリーズでした。 五年ぶりに元奥さん・通子から電話があり、 その後通子と思われる死体が寝台列車「ゆうづる九号」から発見された! という話でした。 舞台は北海道に移り、ありえない殺人事件が目の前に立ちふさがります。 これが本当に摩訶不思議な事件で、どう考えても解決できそうもないの ですが、解決してしまうのですね。 吉敷竹史が身体を張っての大活躍。 時間との闘いもあり、終盤は怒濤の展開。 実際にはこんな殺人は起こせないと思うのですが、 圧倒的な迫力に押されてで納得してしまいます。 トラベル物かと思いきや、大トリック物でした。 よくまあ、こんな大トリックを考えるものです。 読み出したら止まらない作品でした。 こりゃ面白いわ~。 ![]() 光文社文庫【2500円以上送料無料】北の夕鶴2/3の殺人/島田荘司 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月19日 00時27分08秒
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