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2018年02月05日
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カテゴリ:小説すばる2018年
小説すばる 2018年2月号

真実の航跡 第二回 伊東潤

ダートマス号事件が起こる前、
五十嵐司令官は前代未聞の「命令」を受けていた・・・。

(小説すばるより転載)

太平洋戦争のBC級戦犯裁判の連載、
第二回。
物凄くリアルですがフィクション。

日米開戦の1年目(昭和十七年)の
ミッドウェー海戦で敗北をして、
翌年にはガタルカナル島も陥落。
戦況は悪化の一途。

その中、インド洋で輸送船や貨物船を襲う、
という海賊みたいな行為に走る海軍。

海軍上層部が決めたことに、
現場は逆らえない。

重巡の「久慈」が商船を砲撃という事態が発生。
状況は遠く離れた海の上からは分からない・・・。

無茶振りをする海軍上層部。
暴走する現場。

印象深いのは、
戦後、戦犯裁判のため
香港に行く日本人弁護士たち
がイギリス人から聞く話です。

台湾俘虜収容所の話が出てきます。

イギリス人俘虜を虐待した疑いが
イギリス人の口から語られます。
しかし、日本本国から、何の補給も受けていない
台湾俘虜収容所の苦境が明らかになり、
イギリス人俘虜だけでなく、
日本人の軍人も苦しんでいた、
ということが判明。

全員が被害者のような状況で、
胸が痛みます。
日本は愚かな戦いをしましたね。








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最終更新日  2018年02月05日 19時13分27秒


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