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2018年10月05日
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カテゴリ:小説すばる2018年
小説すばる 2018年10月号

ヴェスタの半神 吉田エン

日高見市は都市機能の殆どが情報化され、
管理されている。機密という名の扉で
隠されているシステム・ヴェスタに・・・。

(小説すばるより転載)

10月号の小説すばるに特集されている
SF短篇は難しいのが多く、
私には理解不能なんですが、
これだけは何とか読めました(^^;)

巨大コンピュータ・システムであるヴェスタに
何から何まで管理されている日高見市。
個人も、一日のカロリー、歩数、
取得カロリーまで把握されていて、
ヴェスタが色々アドバイスしてくる。

便利と言えば便利ですが、
おせっかいといえばおせっかい。

技術者の渡辺は、直属の上司・重里に
睨まれながら、仕事をしていた。

管理システムへの反感から、
些細な抵抗を始めた渡辺に
ある出会いがあった・・・。

話の流れ的には、素直に進みますが、
最後のオチが凄い。

映画〇〇〇〇〇〇のような話で、
あっと言わせます。

この話は極端ですけど、
アマゾンのお勧めとか、
スマホの位置情報とかを思うと、
現代の社会は
結構怖い状態になっていますよね。

AIと集中管理はいいのやら、悪いのやら。








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最終更新日  2018年10月05日 00時08分47秒


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