カテゴリ:何とも言えない話
黒 です。
私の友達には人間が少ないような気がする。 最近富みにそう思うようになってきた。 大方、北海道地方に居るのは妖怪だと思われる。 例えば「猫かぶり姫」という被った猫を自在に操る大妖怪。その本性は美しく優しく女性らしい第一印象とは異なり、かなり「男らしい」。相談事にはもってこいの頼りになる妖怪だ。 当然、かなり、と言うか、どんな人にもこの妖怪は好かれている。 違う妖怪も居る。その名称は不明。何故なら未だに自らが妖怪である事をカミングアウトしないからだ。長きにわたる観察により、あれは、言うなら人の心を自在に読み取る大妖怪だと判明した。しかし、この妖怪は座敷童に近く、あやかる人を間違い無く幸福にする。 流石に人の心を読む妖怪だけあって、知能がすごく高く、そこもとても面白い妖怪である。 妖怪であっても、この2匹は友達だと言えます。正に異文化コミュニケーションです! 私の地元の山間部には仙人達が居る。 霞を食って、人のようなふりをして生きている。 仙人達の共通的な部分は人に近い生活をしようとするところ。そして、仕事熱心である事。 神通力で仕事などしなくても良いだろうに、何故だか人のふりをするからか仕事熱心。 更に言うなら、奴らは霞を食い、食べ物をあまり食さない。あまり、寝もしない。 妙に親切な仙人達で、ただただ通っているだけですごいご馳走をくれたりする。 たまに、お菓子等を献げると、ものすごいご馳走が返ってきたりする。正に桃源郷の料理! 傷ついた人を慰めに人界に花を持ってくる仙人もいたりする。 都会には、宇宙人の知り合いが溢れている。 いつの間にか、地球はその侵略を受けたようだ。 しかし、彼らはフレンドリーでもある。 宇宙人の特徴は、全く私達が思っても見ない目線をもっているところだ。 宇宙人達は、妙にヤンキーがかったガラがお世辞にも良くない男性に紛れている。 何故だか、職業に対してはプロフェッショナルで、職業には忠実。 けれど、その発想や、行動は間違い無く地球人では無い。 外国語が堪能なのも宇宙人の特徴と言えるかもしれない。 そして、私は、地球人。性別女。 けれども、相方、そして、顧客と知り合いの私の評価は、 「女のふりしてても、本性は典型的野郎!」 妖怪や宇宙人よりたちの悪い生物だという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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