カテゴリ:何とも言えない話
黒 です。
携帯電話を新しくしました。と、言うか新しくせざるを得なかったのでそうしました。 折りたたみ式の電話機をボタボタ落としまくって色々なところにビシビシひびが入っていたのですが、致命的だったのはつなぎ目部分のひびでした。 ある日、掛かって来た電話を受けようとしたら、パカッと左右に割れ、テープの様なものだけで左右が繋がっているという信じられない光景を目にすることになったのです。 でも、会話はできます。かろうじて会話をしたのですが、それは、左手で通話部分を支え、右手で受話部分を支えて行う、大昔の電話機のしゃべり方、もう、それは、黒電話より遙か昔の受話口と通話口が別れていたという頃の電話機の受け方の様になってしまったのです。 流石にこれでは、絶対に不味いので、泣く泣く機種を代える事にしました。 ショップのおねーちゃんは、これ以上ダメージを与えると全てが駄目になると深刻な表情を浮かべ、本当に腫れ物に触るかのように私の携帯をそろそろと慎重に切り替えました。 今度の携帯電話は、ゾウが踏んでも壊れにくいと思われる衝撃に強く防水機能もついた非常に丈夫なものです。 お客が目を止め皆口々に言うのが「また、携帯壊したの?」 ・・・なんで奴らは「携帯電話代えたんだ?」と普通に言わない? そして、「今度のは、ゾウが踏んでも壊れないんだから!」と威張って言うと、 「その過信がすぐ壊す元になるんだよね。」と、さらりと返された。 思えば、左右に分かれた前の電話機は不幸なヤツだった。 ボタボタといろいろなところに落とされ、落としたところを蹴っ飛ばされ時には私の全体重で踏まれ、これで壊れなかったのだから結構丈夫なヤツだったのだ。 水にも2回ほど落とされた。そのうちの一回はなんとトイレに落とされた。 でも、何故か水没しなかった。防水でも無いのに。 さて、何故でしょう?古い電話機をよくよく見るとその答えは自ずと解りました。 とにかく文字盤がとても汚い。よく解らないゴミがいっぱい詰まっている様な気がする。 つまり、これら、ゴミが携帯を水没から救ったのです。 いつだか、露 先生が、牛舎のホコリは体に良いと書いていましたが、きっと、それらのホコリは携帯電話の体にも良いと思われるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月21日 23時32分10秒
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