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2009年04月17日
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カテゴリ:何とも言えない話
黒 です。
私はバリバリの体育会人間でした!
精神論、上等!!ケンカ上等!やるからには絶対勝つべし!

昔々は、不良を更生させるというか、そのエネルギーを発散させるというお題目と、
ケンカや逃げ足で培った逃げ足、私の場合は異様な足の速さを無駄にするのがもったいないが為にか、中学校で、運動部に誘われるのが不良でした。
最後の一線は、先輩です。
小学校の頃にはコロコロ一緒に遊んでいたのに、急に偉そうになった幼なじみが圧をかけてくると、大概、参加せざるを得ないからです。
また、その頃の、そう言う先輩からのイジメは辛辣且つ陰湿なものでした。

そして、私も例外では無かったわけです。
先輩達の陰湿なイジメ行動は本当に酷いものでした。・・・幼なじみなのに。
で、それが、返って、私達の繋がり、横の繋がりを強くし、
下に入ってきた子達への繋がりを強くした。

私は、幼い頃、小学校の頃、東京近郊の田舎に家庭の都合で預けられていました。
その学校が、もろに軍隊というか、体育会系の学校だったんですよ!

元々、私は運動が好きでなく、また、苦手でした。
他人に勝つことも、自身の中で美徳でなく、内向的で、平和に暮らしたい人でした。
また、極端なくらい恐がりで、非常に臆病な人でした。

それが、そう言う小学校に放り込まれて見なさい!
すぐさま、みんなができる運動、それがができないと言うことで無茶苦茶なコンプレックスを持つことになります。毎日、学校に行くのが心底憂鬱なくらい、私は運動ができなかった。
中間運動とか言う、昼くらいに行われる軍事演習みたいな強勢運動会。
それ以上に、体育の授業が多く、月に一回の、アクロバティックな跳び箱とか、鉄棒とか、マット運動の、目標たる学年事に決められた種目をこなせるかという判定会。
私は、全然駄目でした。判定会で、合格を1つくらいしか、しかも、在籍中の三年間で1つくらいしか取れなかったのです。

当然、いじめられっ子でした。女の子達のいじめは、本当に酷いもので、唯一仲良くなってくれた子は、その子がいないと私が悲しくなるのを知っていて、時に優しくしてみたり、時に冷たくしてみたりと私を散々振り回してくれました。
ある日、その子が、他の級友に、
「なんで、黒 と一緒に居るの?」
と、聞かれているのを陰から聞いてしまいました。
「だって、あの子、言うなりなんだもん。便利でしょ?何もできなくて可愛そうだしね。」

そうなんだろうな。
泣くこともできませんでした。
・・・友達なんて、結局1人もいないんだ。私は孤独と向き合って行くしかないんだ。
そう思うと、泣くより、未来が超暗くて、死にたいとしか思えませんでした。
私は、わずか、9歳の時から強い自殺願望を抱えて生きていく事になるのです。

その時に救ってくれたのが、いつだか過去にブログに書いた酪農家の奥さんだったんですよ。
私は牛が実は怖かったのだけど、牛は、私に危害を加えない存在でした。
あれは、優しい動物なのです。
ですから、牛の鼻をなでていたりすると、牛には好いてもらっている、そう言ううれしさがこみ上げてきて、私は牛や、動物がすごく大好きになったのだと思います。

前回の日記に書いた、ケンカの仕方。
それは、東京に戻ったときに、幼なじみを助けたくて、それが叶った時に思ったことでした。
単に、ひるまず手を出せば良かったのですよ。

そうして、私は、大人しい事など生きる価値にならないと、妙な悟りを開いて、
凄まじく好戦的な、不良と化しました。
死にたくなかったら、誰にも負けてはいけない、どんなことでも負けてはいけない。
勝った人間のみ、個性なんて、その後についてくるものなのだから!
認めあえる仲間は戦いの中で得られる。

で、やるからには勝つ。
それが、生き方のモットーになっちゃって、超不良路線を爆弾の様に走りました。
高校の時に、1人の先生と会わなかったら、私は、今、いったい何をしていたのか?
すごく、恐ろしい未来しか無かったと思います。

唯一普通にやっていたのは、中学からやる事になったバスケットボール。
高校までは続けました。
あれは、好戦的な私に非常に向くスポーツで、だから、私は自分が団体スポーツに向くと
勘違いしていました。

けれど、実物の私は、個人スポーツに向く人間でした。
それは、大学ではじめた硬式テニスで解ったことでした。
・・・私は、チームプレーに向かないのですよ。自分勝手にやるのが向いているのです。

引きこもれるほど大人しくて、内向的な私が、バリバリに体育会人生を歩むとは、
小さい頃は思わなかった。

人を蹴落とす事が真に嫌いで、状況的に、真に優しく生きていける希有な人は、
別かもしれないけど、
自分の為でなく、誰かの為に何かをしようと思うなら、
痛みを受けるだけの精神的キャパシティを自分に持ち続けるべきだと思う。

精神的痛みは、人格すら変える。

けれど、
「自分が何をしたいのか?どう生きていきたいのか?誰と生きていきたいのか?」
それを守るのが人の生き様な様に思えて、とにかく、

戦ってでも、自らは生きてくれ!
と、自殺が死因のNo.1になってしまった、憂うべき、また、
あきれるべきこの国の状況を思います。

けれど、人として生きると言うことを、人は絶対忘れてはいけないんだよ。

人は、群れの中で生きていくサルなんですから、所詮。





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最終更新日  2009年04月17日 21時44分27秒
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